台風被害、大丈夫ですか?
@やはり自宅にて
この記事は、9月30日夜9時ごろに書いてます。
今ニュースを見ていると、台風24号が近畿に上陸してます。
前回の台風21号の時は、台風から避けるように東京出張だったので、リアルタイムではよく分かりませんが、今のところ、前回より雨風ともに、マシなのかなぁと思います。
(ただし、翌朝ひどくなってるかもしれないので、その時はごめんなさい)
テレビを見ていると、「灯台が土台だけ残り消失、台風で倒れ海に流出か」というニュースがありました。
ご覧になりました?
鹿児島県奄美市の名瀬港で、防波堤の灯台が無くなりました。
奄美海上保安部によると、台風24号による高波や強風で灯台が倒壊し、そのまま海に流れたと推察されています。
灯台本体も、さすがにコンクリートではありませんが、がっちり固定された強化プラスチック製で、高さは約11mもあるものらしいです。
いくら強化プラスチック製といっても、飛ばされてしまうんですね。
どちらにしても、自然の脅威はものすごい。
前回に比べて、今のところマシとは言え、今までの風雨の影響が、かなりボディーブローとして効いてる状態です。
あなたの物件で、何かあったらすぐご連絡ください。
とは言いたいですが、受け切れないこともあります。
すぐ行けるかどうかは別として、基本的には、何とか対応できるように考えます。
とは言え、実際にはなかなか行けない物件があるのも、本当のところです。
先日から聞いてる、ある雨漏り物件。
ここは、屋上防水もウチで行ったことから、「雨漏り」のキーワードには敏感に反応します。
その雨漏りを聞いたとき、「今なら雨染みがあるから」と言われたものの、岸下が行けなかったので、ウチの職人が代わりに行ってくれました。
現地確認をした職人が様々調べていくと、どーもウチで行った屋上防水箇所ではなく、タイルの壁面や窓サッシ周りからの浸水の可能性がありました。
その報告を聞いて、ウチの工事箇所ではなかったことに一安心し、でも原因究明には何かしないと、ということでした。
しかも、雨天にときのみ、原因究明に繋がりそう。
このとき、奇しくも、度重なるゲリラ豪雨や台風21号なども重なり、一安心から少し意識が薄くなっていたことも確かです。
このオーナーからは対応が遅いとお叱りがありました。
これに関しては、本当に申し訳なく思っています。
バタバタすると、本当にダメですね。やはり余裕を持たないと。
いずれにしても、順番を前後、また雨天しか調査出来ないものは雨天に、それも既に入っている予定がある場合は、難しいこともありますが、行けるように考えます。
内容によっては、今すぐに直しに来て!というような案件は、お断りしているものもあります。
「コーキングが何かで詰めてくれたら…」と言われても、コーキングは濡れていると、密着しないので、濡れているときは施工ができません。
あと、本音で言うと、後回しにしたくなる。
もしくは別パターンでお断りする方もいます。
先日、名前も名乗らず事務所に電話がありました。
電話「台風の被害があるし、今すぐ見に来てくれ!」
事務「失礼ですが、お名前と以前にご発注などいただいている方でしょうか?」
電話「もーえーわ!ガチャ…プープープー」
という電話があったと報告を受けていると、そういう人は他でも断られてるんちゃう?って話になると、「確かに、どこもすぐ来てくれへんし、電話した」と言っていたそうな。
こういう自然災害は、誰のせいでもないので、どこかに八つ当たりもしたいのでしょう。
お気持ちもわかりますので、そういう八つ当たりにも、助け合いの精神で我慢もします。
が本音は気持ちよくお仕事がしたい。少しでも、あなたのお役に立ちたい、です。
その辺りをご理解いただければ、嬉しいです。
その分、頑張りますから。
ー岸下 大輔