@オフィスにて

 

 

先日のアメリカが中国に対して、関税の上乗せを発表してから、世界経済も一気に減退するんだろうなぁ…なんて思ってたんですが、さらなる悲劇というか、追い打ちが…。

 

さすがに、アメリカに言われっぱなしでは、中国共産党のメンツに関わる大問題。

 

って感じで、ご存知の方も多いと思いますが、それに対して中国が報復のための関税上乗せを発表しましたね。

 

アメリカに対して、対象金額こそ小さいものの、現在5%から10%の関税が課されているところに、6月1日から最大25%まで引き上げるというのです。

 

これで更に、景気が減退するような感じですね。

 

この関税の上乗せ合戦は、短期的に見れば、もちろんアメリカが有利でしょう。

それは、アメリカの方が大きな貿易赤字を食らってるんですから、それが解消されていく格好となります。

 

でも、長い目で見ればどうなんでしょうか?

 

数の論理で攻め合う勝負のやり方だと、やはり人口の多さには勝てないものです。

 

10年20年という中長期のスパンで見れば、すでにアメリカの上層部にいる人間は、今の中国に対してかなりの危機感を持っているはず。

 

もちろん、それはインドに対しても同じだと思いますが。

 

しかし、おそらくアメリカ国民のほとんどは、現在の中国に対して、特に危機感なんて持ってないでしょう。

 

それは中国という国のイメージが、そうさせているんだと思います。

地理的にも、遠い国ですからね。

 

我々がEUに対して、あまり身近に感じないことに近いかも知れません。

 

 

実際に中国は、今まで歴史の中で何回も、国土や国民が他の国々に食い物にされてきたというイメージというか、虐げられてきてますから。

 

でもその歴史の古さは、アメリカよりも圧倒的な差。

蓄積されてきたものが違います。

 

その中国が、このままいけば、ホントに世界の覇権を握るかも知れない。

10年20年で考えれば、中国かインドが世界の経済圏を塗り替えている可能性が非常に高いと思いませんか?

 

だって、あの人口ですよ。

 

もちろん、日本だってこのまま少子高齢化が加速していけば、GDPだってぐんぐん下がっていく。

 

今までのプライドで、中国を下に見ようと思っても、実質抜かれていますし、このままどんどん差が開いていくのではないでしょうか?

 

 

我々日本人も、世界経済の中でどんな戦い方をするのか?

見直す時期は、とうに過ぎているような気がします。

 

景気動向指数が、この世界経済の状況を鑑みて、6年2ヶ月ぶりに「下方への局面変化」から「悪化」に変わりました。

 

 

これにより、消費税の増税が、先送りになるんじゃないか?なんてことも言われてますよね。

 

今日お会いしたオーナーも、そんなことを仰ってました。

 

個人的にはおそらく、消費税の増税は実施されるんじゃないかな、と思っています。

 

ただ、今回の中国の報復関税で、世界経済の流れをどう読み、どのような最終判断を下されるか、大きなところだと思います。

 

 

消費増税の前に、駆け込みの波に乗って、建替えや大規模修繕をされた方からすれば、増税が先送りになると、なんだか損をしたような気分になる方もいらっしゃいますが(汗

 

ただ、そもそも経済状況はどうあれ、建物は日々劣化をし続けてます。

必ず、どこかのタイミングで、手を加えなければいけませんよ。

もしくは、手放すか。

 

 

ホントに、現地を見せて頂いて、唖然とするぐらい、酷い物件だってあるんですから…

 

ですので、消費税の増税がどうなるか、ギリギリまで待って判断し、間に合うような工事であれば特に問題はありません。

もし違うのであれば、今の予定通り、消費税が増税される予定で、動いていかれるのが良いのではないでしょうか?

 

 

―岸下 大輔