@オフィスにて

 

 

以前、勤めていた会社、レオパレス21。

世間を騒がせたのも、記憶に新しいところ。

 

岸下の記事でも、何度となく、取り上げてきました。

 

その記事の中で、少しは触れていたのですが、それが本当になってしまった…(汗

 

 

それは、レオパレス21だけでなく、他の建築会社でも違法は発見されるって話し。

それが、業界トップクラスのダイワハウスで発見されました!

 

戸建てや賃貸住宅をはじめ、商業施設などを多く建築している、業界トップクラスの不祥事は、業界全体に「やっぱり!」と大きなマイナスを被らせた状態です。

 

また、タイミングの悪いときに…

 

こういう話しは、他の建設会社やゼネコン、ビルダーでも行われていそう!って、思ってしまいますよね?

 

では、ダイワハウスがやってしまった不祥事とは、どんなものだったのでしょうか?

 

ダイワハウスの発表では、なんと10年以上におよぶ2000~2013年に、引き渡しをされた、戸建てや賃貸住宅の柱や基礎の部分に問題があると言う。

 

その発見された施工不備は、全国で2,000棟以上におよびます。

 

ウソのような話しですが、設計担当者が建築基準法など制度への理解が不十分で、そのまま、住宅建設を行ったことが原因らしいです。

業界トップクラスが、どこまで人のせいにしとんねん!って感じですけど。

 

この問題について記者会見した折り、「安全第一で工事を進めており、(コスト削減や工期短縮など)合理化目的で行ったものではない」と述べた、と記事で読みましたが、もう説得力がありません。

 

 

実は、この案件、2016年に内部通報がされたのが初動でした。

 

その内部通報から、本格調査に乗り出すまでに約1年半以上が経過しました。

この企業としての対応の遅さが露呈した形です。

 

調査が遅れた理由は、調査対象の物件が約22万戸と膨大なため、「すぐに調査をしようとする判断ができなかった」という。

 

気が引ける気持ちも、わからんでもないですけど、それを言い訳には出来ないでしょう。

 

 

で、そのあと、本格的な調査に乗り出したのは2018年7月。

しかも、その前月には内部通報を行った社員が退職したという、TVドラマなら、「何かありそうな、きな臭い」演出のような展開になってます。

 

ダイワハウスは、先にも触れましたが、戸建てや賃貸住宅以外に、ネット通販向けの物流施設をはじめ商業施設、そして海外事業が堅調で伸びてます。同業他社が戸建てや賃貸住宅の伸び悩みで苦戦する中、うまく販路を拡大し波に乗った形です。

 

しかも、19年3月期の連結業績は、売上高・最終の当期利益、双方ともに過去最高が見込まれています。

 

業績は、まさに絶好調。

 

株を持っていれば、配当も期待大かと思います。

とはいえ、では株の購入を!の早合点の前に、少し情報を。

 

今回の問題も影響するでしょうが、ある意味、予測されていた方もいるでしょう。

 

なぜか?というと、2014〜2015年に、戸建て住宅向けの防火シャッターや防火ドアなどで、国土交通省が定める基準に適合しない不正が発覚しています。

その近辺では、シャッターなど値上がりが言われていた時期ですね。

それを回避しようとしたのでしょう。

 

また、つい最近の今年3月には、中国の関連会社で、社員による資金の不正流用問題も起きたところ。

その損失計上は、約117億円にも達します。

 

こういった経緯をみても、業界トップクラスと言われる会社でも、業務拡大のスピードと勢いに、社内がついていけていないようにも感じます。

 

関西圏の会社ですから、個人的には頑張って欲しいですけど、不正はダメでしょう。

 

あなたなら、ダイワハウスをどう見ますか?

 

 

―岸下 大輔