完璧なものなんてない
@オフィスにて
世の中には、完璧なものなんてないですよね?
これが、工業製品であったとしても、です。
確かに、その「瞬間」「ある程度」「一定の期間」は、完璧かもしれませんが、それが一生涯に渡って続くことは無い。
もちろん、人も同じです。
人だから、といいますか。
もちろん、私だって情報発信者の一人として、こうやって記事を書いてますけど、全然完璧じゃないですよ。
知っている知識や情報も、タイミングがズレてしまうと、どうってこと無い内容になったり、はたまた間違った内容になってしまうことも。
でも、思いがちなんですよ。
任せていると、完璧にやってくれてるって
仮に、完璧でなくても、ある程度はそれに近い状態までやってくれてるって。
でもね、そんなことないんですよ。
で、その完璧でなかったことを後から見つけて、「任せたのに」とかって話を言っても、それは「後の祭り」。
このことは、工事では、結構よくあることなんですよ。
だから、現場管理が必要になってきます。
指示して、任せて、あとは完璧にやってくれてる…と思ったら、おっと…(汗
なんてことも、たくさんあるんです。
こういったことを、少しでも防ごうと思うと、あなたならどうしますか?
いくつかやり方があると思うのですが、私の場合は、ある程度の予測を付けて、自分で確認をする。
誰かを、通じての確認でもいいんです。
ただ、そこだけで終わらせない。
「そこも含めて、任せてるんだ」
といっても、やはり完璧では無いですからね。
なぜ、私がこんなことを書いているのか?というと、今日ある現場に行った時、あることを発見したんですよ。
そこの物件は、大手の管理会社さんが管理されています。
そのオーナーご自身も、ある程度、その管理体制に満足をされている物件。
でもね…
ん?!
と思うくらい、ゴミとなった折込チラシが散乱してるし、ゴミステーションに入居者が勝手に家電を置きっ放しにしてるし、ペットボトルなどが溢れかえっているし。
しかも、チラシは自転車置き場の方まで飛んでいって、タイヤの下に挟まって、飛んでいかないように固定されちゃってるし…
と思って、自転車置き場を見ていると、これ絶対放置自転車って自転車が何台かある様子。
で、またこういうことが目についたり、クレームに発展したりする時って、完璧だと思ってたところから、ほころびが生じてうまくいかなくなったときに、起こることが多いです。
まぁ、感情的になるといますか。
ですので、任せてはいるものの、必ず自分でも確認をする。
もし何か発見した時も、感情的にならないこと。
だって、感情的になると、相手を追い込んでしまい、次はスムーズに動いてくれなくなってしまいますから。
場合によっては、こちらでやってしまうことも。
例えば、それが管理会社であれば、
「こっちが金を出してるんだから、それぐらい当たり前だろ」
と言いたい気持ちはわかりますが、そこに目くじらを立てても、マイナスなことしか起きません。
そういう場合は、理路整然と、メモか何かで管理会社さんに連絡。
お詫びの連絡が入ったとしても、その時も冷静に、「次はよろしくね」と。
この繰り返ししか、ないんですよね。
完璧ってないですから。
これからの賃貸経営は、ホントにチーム力が必要かつ重要です。
その大切な仲間の1人です。
うまく活かせるかどうかは、あなた次第です。
あなたの物件は、大丈夫ですか?
でも、ゴミはこの内覧の多い、入居シーズンにはキツいですけど(汗
―岸下 大輔