まず相手を知る

@トスクホームにて

 

 

「まず、相手のことを知る」

相手がいることで、何か物事を始めようとしたとき、ここからスタートした方がスムーズに事が進みますよね。

 

仮に、取引をしたい人物がいれば、その人物がどんな人物なのか?何が興味をひくのか?など、その人物への取り入り方を探ると思います。

 

だってそれを知らないと、何をしていいのかもわかりませんから。

 

こっちが良かれと思ったことが、仇となることもあります。

そうなった時の、疲労感と言ったら…それでは非常に悲しい。

 

 

また、「既に知ってる」っていう事でも、何度もその情報を、確認・更新していくことって大事です。

 

だって、どこかのタイミングで、今までの常識が通じなくなることだって、大いにある時代ですから。

 

 

親世代が当たり前のようにやっていた事は、今ではそれは、やってはいけないものになっていたり。

流行っていたものが、解明されていくと、実は都市伝説レベルのもので、全く意味がなかったりとか。

 

 

ということで、これから入退去で動き出す、彼・彼女ら、つまり、新入生と新社会人のことを、ちょっと探ってみましょう。

 

まず、新入生。

 

新入生の方が、移動手段として考えるのは、「徒歩」や「自転車」。

これは、土地勘がないところだと顕著で、極力、学校に近い場所を望む傾向にあります。

 

時間にしてどうでしょう、やっぱり10分範囲内ってとこでしょうか?

 

 

同じことを新社会人に質問してみると、実は「電車」になります。

実家から大学に通っていた方も、一人暮らしを経験した方も、どちらも、公共交通機関を利用する機会が増え、活用方法も身につけた結果でしょう。

 

ということで、「職場や会社に近い場所」との意見もありますが、どちらかというと、駅に近い方を好みます。

 

通勤時間のトータルだと、40分ぐらいまでであれば、許容範囲として考えてもいいでしょうね。

 

同じ新生活をスタートするタイミングの人でも、全く趣味嗜好が違います。

 

 

ただし、引っ越し費用を除く、入居の初期費用(敷金や礼金仲介手数料等)については、やはり安い方を希望されています。

当然といえば、当然でしょうけどね。

 

希望の費用としては、新入生・新社会人ともに、4割程度の方が「10万円以内に抑えたい」という回答を聞いたことがあります。

 

そこに収まらなかったとしても、1つの大きな壁が、20万円までですね。

 

YouTuberのヒカキンが、引っ越しの諸経費(タワーマンションを2室借りた)が、「2室分でランボルギーニが買える」なんて言ってましたけど、そんな入居者は稀です(汗

 

 

ただし、新社会人については、会社や職場から、住宅補助が出るか出ないかで、選ぶ条件も変わってきます。

 

ですので、この新入生・新社会人の方は、ご自身の趣味嗜好に走るのではなく、学校もしくは職場会社をメインに置いた生活をイメージし、それに伴う部屋探しをするという人が多い、という事になります。

 

であれば、なるべく条件に近づけて、選びやすくするのが、一つのポイントとなってきます。

 

あなたの物件で、もしどちらかのターゲットをお考えならば、この訴求ポイントが、募集広告にちゃんと含まれてますか?

 

「小さい文字でさらっと書いてある」程度では、アピール出来ていませんよ。

あと、「他の物件と同じような記載の仕方」とかね。

 

 

この際、この部分も管理会社任せにせず、募集広告のチェックをされることをオススメします。

 

だって、物件の外部や内装にはしっかり手を入れていても、入居者との取っ掛かりは、その募集広告だったりしますから。

 

 

―岸下 大輔