失敗するオーナーとは?

こんばんは、代表の岸下です。

 

この入退去の慌ただしいこの時期、あなたの物件はうまく入れ替わってますか?

特に、ワンルームタイプの物件を運営するオーナーにすれば、この時期は、絶好のタイミングですよね。逆に言うと、この時期を外れてしまうと、次の入居者の確保が困難にもなるタイミング。

そういう意味では、貴重なこの時期をうまくものにできたオーナーは、向こう一年間は安泰と言ってもいいでしょうね。

ファミリー物件は一年を通して動きがあるとは言え、この時期は入居につながりやすい時期でもあります。

物件の間取りを問わず、頑張っていきましょう!

 

と言うものの、この賃貸業界で入居者市場の動きを、自分のものとして「取り込める方」と「取り込めない方」がいます。

一人のオーナーは、着実に満室経営に近づき、もう一人のオーナーは、かなり苦労した上に満室にならないことも。この違いって何なんでしょうね?

ご自身で体験されている通り、賃貸事業はこのコロナの影響も受けず、安定した収益を生み続けてくれます。でも、そもそも入居者が入らないことには、その収益もないし返済も困難になります。税金だって、その負担たるや…。

であれば、少しでも市場の動きを取り込みたいところですよね。

リアルタイムに感じるその違いを、今日はお伝えしたいと思います。

 

まず、取り込める方の特徴としては、

①物件にお金を掛け、入居促進にある準備が整っている

(もちろん、お金を掛ける場合も多々あります)

②管理会社に、やって欲しいことを明確に指示している

③ご自身で動かれる

④どんなことも人のせいにしない

などがあります。

 

逆に、取り込めない方の特徴として、

①物件にお金を掛け、入居促進にある準備が整っていない

(お金を掛けているにも関わらず)

②管理会社に、やって欲しいことを明確に指示せず、感情で命令している

③ご自身で動かない

④どんなことも人のせいにする

順番に説明しますね。

 

①で間違えないで頂きたいのが、お金云々の話ではありません。

大前提に、「入居促進に繋がっているか?」です。

そこに費用が必要であれば、お金が掛かりますし、必要でなければお金は掛かりません。

 

②チームとして、管理会社さんに委託している場合、委託費として管理料を支払っているのに…となりがちです。確かに、委託する側からみれば、その1社しかありません。しかし、悲しいことに、管理会社からみれば、その他大勢の物件の中の一つ・大勢のオーナーの中の一人となってしまいます。

これは、規模の大きな管理会社さんほど否めません。

だからこそ、こちらの希望する結果に繋がるための、明確な動きの指示が必要となります。

ここで、「そこは管理会社だから、そっちで考えてくれ!」など、クリエイティブに思考を巡らせることはダメです。慌ただしい時ほど、確実に後回し物件になりますよ。

 

③これは、結構あるんですよ。

簡易なことであれば、特に問題はないんです。

でも入居に困ってるとして、情報収集を行うも、実行に移せない。

これいいいな!と閃きつつ、そのままに放置してしまう。

この話になると、よくあるのが「忙しくて…」とわかりますが、あなたの物件ですよ…と思ってしまいます。

あと、「これ、やっといて!」と言いつつ、ご自身が動かないので、言ったことも覚えていない…。指示をして解決した気になっているのですが、ご自身で確認を取る動きをしないので、実際には解決していない、何てことも。

 

④リスクを取るから、リターンがある。

とは分かりつつも、よく人のせいにしてるオーナーをお見かけします。

「お前んとこが、どうこう、どうこう。だから、入居が決まってない。しっかりしろ!」と管理会社さんや仲介さんに怒っている姿が、目に浮かびます…。

何においてもそうですが、成功される方は人のせいにはしない。

悪い結果になろうが、もちろん良い結果になろうが、全て自分の動いた結果と捉える。

で、その再現性の方法を探っていく。

この場合、特に相手側の心理状況が、よろしくないです。

というのも、相手の心には「結局、その頑張りは、あなたが儲けるためでしょ!」となってしまい、味方にしないといけない相手の気持ちが離れていくからです。

これだと、他の部分にも影響を及ぼします。

 

ぜひ、この入退去シーズンでは、この辺りを見直し、満室経営を実現しましょう。

弊社が、そのお役に立てれば幸いです。