オリンピック延期に決定(と緊急情報も)
代表の岸下です。
オリンピックが概ね1年延期で、IOC会長の同意に至りました。
確かに予定通りの開催は難しい中、「中止」ではなく「延期」で本当によかったですね。
中止になれば、消費税増税にコロナで冷め切ったこの経済状況下、国内経済にさらに大きな傷跡をつけかねなかった危ないところ。
しかし、なんなですかね、あの評論家やコメンテーターって人たち。
オリンピックの延期が決まったら、いきなり批判の嵐。
やれアメリカで開催される各種プロリーグやワールドクラスの大会を勘案し、実質夏の開催しかできない。そこには放映権に関する巨額マネーに絡む企業について、どーのこーの。
いやいや、世界中の中で経済活動に全く触れず、生きていくことできますか?
経済が循環しないと、結局は自分に回ってくるのに…。で、こういった話をメディアで行う、評論家やコメンテーターが儲けてることには、誰も触れない。
1年経てば、今ピークを迎える選手たちの勢力図が変わるって話もあります。
確かに、当の本人にすれば、不運極まりない状況です。ですが、では選手以外の様々な大きなリスクを抱え、開催した方が良かったのですかね?
そんな話はさておき、悪いニュースを聴き続けると、こちらもその悪い方向へ引っ張られるので、こういう注意しましょうね。
また、誤解を生みやすいかも知れませんが、
「誰かの不幸は、誰かの幸福」
です。
私の持っている株は、今回のコロナ関連で一気に値下がりを起こしております。
昨年末から見れば、約30%ほど価値が減少しています(涙
でも、今買う人からみれば、その株は約30%もディスカウントで買えます。
ウチのような建築業界は、大きな工事な中間金を頂戴するケースもありますが、そこまで大きな工事ではない場合、完工時に一括で頂戴することがほとんど。
しかし、建材が揃わない影響から完工が出来ず、請求することが出来ない。
でも、職人が動いた分や先入した商材・建材は、支払わないといけない。
ということで、一気に資金繰りが苦しい会社も出てきています。後輩の会社も苦しそうです。
同じように苦しい業界や会社もあれば、ZOOMのように一気に株価が上がった会社もあります。
(ZOOMとは、Web会議システムを提供する会社で、一定時間内なら無料でも使用することが出来ます。働き方改革が提唱される昨今、注目されていたシステムです。カメラ付きのパソコンだけでなく、スマホやタブレットでも使用可能です。ウチでも、このシステムを活用して何か出来ないか検討中です)
世界的に外出できないこともあり、利用者が漏れなく活用出来るように、YouTubeは一時的に配信動画の画質を落として、サーバーの負荷低減の対策を打つほど大盛況ですね。
YouTubeを視聴すると、広告費がYouTubeやいわゆるユーチューバーに入ってきます。小学生の憧れ度合いが、もっと上がるかもですね。
こういった室内に篭って時間潰しのできる商品等を提供する業界は、活況なワケです。
でも、こういった活況な業界を羨んでも仕方ありませんよね。
今までは、反対だったワケですから。
苦しい状況ではありますが、この状況を乗りこなしていくしかありませんよね。
批判したり、出来ないと言うのは簡単です。
ある先輩経営者の方に教えて頂いた言葉があります。状況の大小に関わらず、壁にぶつかったら、こう言ってみなさい、と。
それは、「もしそれが出来るとすれば、どうする?」です。
ウチも、ある意味、新たなビジネスチャンスの機会だと思っています。
そう考えるとワクワクします。
もちろん、全てが簡単にはいきませんし、コロナの本当の影響は、遅れてやってくるでしょう。
でも、下を向かず「もしそれが出来るとすれば、どうする?」を考え、前に進んでいきましょう!
<緊急情報>
一部の住宅設備メーカーが、即納は無理ですが「受注ストップ」から「受注受付を再開」になったと情報が入りました。
これで、止まっていた住宅関連も、少しづつ動き出しそうです。
住宅産業が動き出せば、国の経済も動き始めますよ。