中国の躍進
@オフィスにて
最近でこそ、「中国経済が低迷してる」なんてことも言われています。
「爆買い」と言われる言葉も、聞くことも乏しくなりました。
といっても、中国人観光客って多いですよね?
うちの事務所がある伏見区で言えば、伏見稲荷大社がまさにそうです。
連日、夕方までは中国人観光客がいっぱい歩いています。
なんとなくの意識の中で、中国が好きな方も、嫌いな方もいると思います。
中国が嫌いな方は、時より出てくる日本に対する敵対姿勢、日本や他国への侵略や戦略、ビジネスのやり方などが気に入らないって方は多いですよね。
岸下も、それに近いかも。
でも、国ではなく、個人から受け取る印象は違うことが多いのでは、非常に残念な感じです。
今日は、その中国にまつわる、ちょっとした話。
その前に、以前から気になっていることを1つ。
日本の国土でもある土地を、外国籍の方が購入することができるのですが、これって怖くないですか?
極端な大資本があれば、日本の国の一部を外国籍の方が買い占めるってことも。
こういう法律自体が、危機意識が無いというか、平和ボケをしているというか…。
なんて、偉そうに思ってしまいます。
侵略されたことあのある国の多くは、外国籍の方がその国の土地を購入することが、出来ないような制度になっていることが、ほとんど。
だって、本当に買われてしまうと、簡単には取り返せないですから。
実際に、今日の話にも関連するんですが、北海道の山を中国人が買ってるなんていうのは、有名な話。
中国では水が貴重な資源です。
その資源を、山を買って確保する。
この確保するための山は、自国ではなく他国で購入し実現する。
同じような感じで、京都の一部が購入されてしまう勢いで、中国資本が入ってきてます。
中国の景気が低迷と言われていても、圧倒的な資本力。
個人の資本力も相当なもの。
その京都の一部というのが、祇園界隈というではありませんか。
日本の文化の、代表的な場所といえば、ここ京都。
中でも祇園界隈は、昔ながらの街並みや風習、文化を色濃く残し、今でもその文化に魅せられて、多くの観光客がやってくる。
まぁ京都にいる人間からすると、「祇園」と聞くと、お姉ちゃんがいる飲み屋さんしか思い浮かばないような (汗
観光客も多く訪れ、宿泊施設はほぼ満室。
しかも、宿泊施設を見ても、その宿泊料の単価は、かなりの高価格設定。
言うなれば、投資には非常に向いている地域といえます。
そこに入ってきた中国資本。
日本の不動産の価値が安く見られているんでしょうね。
「お買い得」と映るんでしょう。
個人としては、京都の伝統文化は何が何でも残すべき!とは思っていません。
それは、老舗と言われる京都の企業で、何百年と経営する会社がたくさんあります。
その会社は、実は時代に応じて、非常に柔軟に変化を続けているからです。
全く違うものを作り出し、一時はいいような感じでも、流行りが終わればそのまま…なんていうのが、中国資本の怖いところ。
こういった事態だけは避けたいものです。
そもそも論で言うと、外国籍の方が不動産を購入出来ないようにすれば、回避も出来ると思いますが…。
いずれにしても、単なる投資目的。
しかも短期的な視点での投資に太刀打ちするには、日本の不動産価値の底上げが必要でしょうね。
そんな経済活動に、微力ながら役に立てることって何かなぁ…と考える、今日この頃です。
あなたは、この祇園界隈で起こっていることを、どう思いますか?
―岸下 大輔