感情的になってしまう…
@オフィスにて
まぁ私も人間ですから、感情的になることなんて、多々ありますよ。
その感情的になるのが、社内であったり、外注とのやり取りであったり。
よく言えば、情熱的というか。
ん!?それって別の話か?
それでもありますよね。
で、その感情的になってしまう時が、相手が入居者って時あるんです。
例えば、設備の故障や不具合から、いきなり文句を言ってくる人もいますが、今回はそんな話ではありません。
入居者から付帯設備の故障や不具合など、クレームが管理会社さん、もしくはオーナーに入り、ウチに連絡をいただきます。
で、私やスタッフなどが、その現場に行き、入居者さんの望んでいることなどを聞いた上で、コスト面やスピードから、解決策を1つから複数パターン考え、オーナーと入居者にお伝えします。
そこでご判断を仰ぎ、工事となるのですが、そこで感情的になることが。
先日伺った入居者が、そうでした。
入居する直前に、元々着いていた照明器具の取り外しを希望してきました。
ご自身の持ってきた器具を着けたいと。
そこで管理会社さんが取り外し、いざ入居。
そしたら、その入居者からクレームが入りました。
その照明器具を取り付けるのに、シーリングが動くから固定して欲しいと。
シーリングとは、照明器具と照明配線を繋ぐ、丸型や長方形をしているプラスチックの部材です。
現地に行くと、確かに動いてます。
調べると、シーリングは2本のビスで固定しているのですが、1本しか固定されていなかったため、動いたのでしょう。
しかし、それまでのプロセスで、ちょっと
実はそのシーリング、建築当時からのもので、20年以上はそのままでした。
おそらく、今までの入居者の方というか、ほとんどの人が照明器具を取り付ける際、シーリングを押さえながら照明器具を固定してきたんでしょう。
仮に、根元が動きそうなら、押さえませんか?
シーリングとクロスの取り合い(くっつく箇所)には、シールが打ってありました。
通常なら、取れたり、回ったりしない状況。
その方は、それを無視して、強引にグイッと回しました。
で、その結果どうなったか?というと…。
その付近の天井クロスが、ベリっと捲れていました。
私が、「クロスが捲れてますけど」と言うと、「あ、その部分はいいです。照明器具で隠れるから、いいかと思って」の返事。
いやいや、物件への不満や不備を主張してきても、入居者さんの過失やん!
それに付き合わされ、しかも費用の支払いは、当たり前のように、オーナー側って顔されても…。
シーリングは建築当時より、そのままやし…。
しかも、その物件は駐車場が無い物件。
唯一、駐車できるスペースはありますが、そこは活用していません。
ここまで話すと…あなたの勘は素晴らしいですね。
その通り、そのスペースに駐車しています。
この勝手な感じに、正直、イラッとしました。
このイラッとしたのは、やはりお仕事を頂戴している物件には、あなた程の愛情が注げなくても、やはり近い思いはありますよ。
中立にいなくては!と思いながら、やはり、オーナー側の人間です。
賃貸経営は、一側面ではサービス業です。
しかしそれは、ちゃんとルールを守ってくれるから、気持ち良く対応が出来るというもの。
それ以外で、何もかもオーナーのせいや負担だと思うな!と思うんですよ。
事実、私が現地に行くと、あまりにも入居者本位の話であれば、「無理だと思いますよ。それは入居者さん側の話なので」と断ってきたこともあります(汗
あなたの物件に、この繁忙期で、変な入居者が入らないように祈るばかりです。
―岸下 大輔