時代ですかね?
@オフィスにて
花粉(特にスギ)にやられ続けている、岸下です。
薬とマスクでの対策で、かなりマシと言えばマシですけど。
流れる鼻水と、くしゃみは止まりません…。
でも、スギの木の匂いは、好きなんだな。
さて、仲介の不動産屋さんにしてみても、今が繁忙期真っ只中。
これは、あなたの物件とも連動しますよね?
逆に繁忙期で、忙しくしてもらってないと、こちらに入居希望者が回ってこない。
チーム全ての人が、互いにWin-Winの関係で成り立つためには、この仲介の方にも頑張ってもらいたいところです。
とはいえ、宅地建物取引士、いわゆる宅建は非常に人気の高い資格ですが、この資格を活かす不動産屋さんも、他の業界にもれず人手不足。
その辺は、何かしらの対処が求められています。
そこに、テクノロジーという、明るい兆しが入ってきています。
いわゆる、スマホを中心に、インターネットを通じて物件探しをすること。
その派生形が、VRでの内見。
VRとは、バーチャル・リアリティの略。
専用のゴーグルなどを着用し、現地に行かなくとも、現地の映像が見える。
というより体験ができる、という表現の方が正しいでしょう。
いちいち、内見に連れて行かなくても、室内が体感できる。
これは、効率的なところを考えても、すごく大きなインパクト。
業界の広告記事ではありますが、内見件数が半減したものの、契約数が前年より上がっているという記事も出るほど。
まぁこれは、広告の中での体験談の話なので、どこまでの信憑性があるかは、少し不明ですけど。
しかし、このテクノロジーを使って、どんどん負担を減らしていく方向にあるのは間違いありません。
事実、こういったやり方で、電話とメールだけで入居を決める人も増えてきています。
これをうまく活用していけば、2月3月の人手不足も解消していける可能性があります。
もっといえば、今までは、繁忙期対応で逃していた人も、入居に結び付けられる可能性が出てきます。
つまり、あなたの物件も、その恩恵から入居率が上がる可能性もあるんです。
しかし同時に、部屋の中を実際に見て決めていないということは、それなりのリスクも伴います。
それは何か?と言うと、
「来てみたら、思っていたのと違う」
って事です。
それも含みで考えてなおかしいやろ?はこちらの意見。
残念ながら、その判断をするのは、入居者本人です。
実際には内見してたって、「思っていたのと違う」って話は、たくさん出てくるのに、それを見てないんですから、そらそうですよね。
その代表例で言うと、日当たりとか実際の部屋の広さ。
騒音や室内そのものの雰囲気など。
(雰囲気などの)目に見えないところや、そういう不安になりがちなところについて、フォローのあるような物件資料になっているのかにも、目を配りましょうね。
もしくは、一番最初に作成してもらう際、先程のことも正直に書いておくと良いでしょう。
くれぐれも、嘘はダメですよ。
すぐにバレますし、それがマイナスに繋がり、即退去…ってなると悲しいですから。
「短期間の即退去できない特約をつければいいやん」っていうのも一つですが、逆に言うとそういう話は、拡散されやすい時代。
これでも時代ですかね…。
―岸下 大輔