自宅がいくつもある?
@自宅にて
突然ですが、あなたはいくつ、自宅がありますか?
世界を股にかけてビジネスをされてる方であれば、自宅が世界中に点在していたり、海外でなくても、国内に別荘があったり。
1ヶ所とは限りませんよね。
もしくは、遠方で所有している収益物件の1室を、自分の自宅として使っているという方もおられるかと思います。
で岸下は?というと、1ヶ所しかありませんよ。
大抵というか、多くの方はそうなんではないでしょうか?
でもそれが、変わってくるかもしれないんですよ。
もちろん、一気に全部が変わるわけじゃないですよ。
でも、新しい住み方というか、生活スタイルというか。
少し前にも書いたんですが、「定額制の多拠点住み放題」という生活スタイルです。
直感でいうと、今のところ、あなたは新しい住まいとして、定着すると思いますか?
「どんな内容やったっけ?」というあなたのために、ちょっと振り返りましょう。
「定額制の多拠点住み放題」というのは、ある一定額の賃料支払うと、特定の賃貸住宅を対象に、短期間で複数の場所に移り住めるというサービスです。
今までの賃貸に住むというより、ゲストハウスに住む、という方が腑に落ち易いかも知れませんね。
このサービスの提供元の会社によりますが、準備されている物件は、ゲストハウス以外にシェアハウスということも。
中には、以前民宿だった物件や、温泉付きの別荘なども含めているところもあったりして、まさに旅行感覚。
首都圏だけでなく、地方にも住む場所がある。
シーズンごとに、週末だけでなく、ある一定期間を別の場所で過ごす。
部屋の中には、家具家電が揃っていて、もちろんアメニティー関係も充実。
ホントに、体1つで住む場所が変えられる。
このサービスですが、各社4月からスタートします。
まさに、新しい住まいの価値を提供するという感じでしょうか?
これから始まるサービスですが、組み合わせによってはいろんなことができそうだと思いませんか?
例えば、今より賃料の安い部屋に引越し、その浮いた賃料を、「定額制の多拠点住み放題」で楽しむ、なんてことも。
こういう目新しいサービスが定着するのか?という話もありますが、一気にとは言えませんが、個人利用・法人利用共に、徐々に伸びていくと予想されています。
今、政府が取り組んでいるものの一つに、働き方改革があります。
この流れにも、連動していけるような住み方だと言われているからです。
どういうことかと言うと、人材確保や人材を繋ぎとめるために、さらなる自由な働き方の容認が必要となってくるからです。
もちろん、これは特定の業種に限られるますが、フリーアドレスに近づく働き方は、広がりつつあります。
最近では、通常のオフィス内でもフリーアドレスという概念が、広がってきています。
オフィス内のフリーアドレスとは、決まった自分の机や定位置がある訳でなく、オープンスペースの好きな場所で、仕事をすることができる。
岸下もパソコンを持ち出し、カフェやトスクホームで仕事しているので、そういう意味では、この働き方に近いかも知れませんね。
ともあれ、このサービスに賛同し、地方の物件も参画しています。
この京都にだって、あなたの物件の近隣物件だって、密かに話が進んでいる物件があるかも。
もしあなたの物件にもオファーがきたら、どう考えますか?
―岸下 大輔