内見や問合せが少ない?
@自宅にて
いよいよ3月にも入り、特に学生向けの1Rタイプは、入退去シーズンの真っ只中。
ありがたいことに、ウチも工事依頼が、連日のように頂いております。
既に対応できない部屋も出てきたりして、なかなかのピリピリモードです。
あなたのところもこの波に乗って、内見希望者や空室確認の問い合わせが殺到してると良いのですが…。
もしそうでないのであれば、ちょっとアレを確認してみません?
そのアレとは、インターネットで出されている、あなたの物件の募集広告です。
募集広告って、案外見てないオーナーが多い。
どの商売においても、基本は営業がなければ、売り上げには繋がりません。
その営業のやり方が、物件によって違うだけ。
例えば、歴代の先輩から後輩に受け継がれている、学生マンションのある部屋。
この場合だと、入居してから常日頃、「次の後輩もよろしくね」なんて、声を掛け、その入居者さんに対する接し方も、気に掛けると思います。
この辺は、ある種「サービス」と呼んでもいいでしょう。
この心がけが、先ほどの営業に当たります。
「うちは管理会社に全て任せてるから」とするのもいいのですが、もし今、その反応が薄いのであれば、こちらが動いていきましょう!
残念なことに、あなたの物件は、あなたから見れば大切な物件ですが、管理会社から見れば、たくさん管理しているうちの1棟…。
この辺は、どうしても否めません。
もちろん、担当者も入退去シーズンに追われ、あらゆることに忙殺されています。
その環境の中で、反響が無いなりの理由があります。
今日はその一つ、募集広告にスポットを当てましょう。
なぜ、募集広告かというと、最近の入居希望者は、インターネットを通じて部屋探しをしてきます。
物件探しもそうですが、不動産会社も判断している場合もあるといいます。
で、その募集広告ですが、肝心なのは、まず「見易い」ということが大前提。
どんな事をいうより、やはり見易さが1番大事。
直感に訴えられるビジュアルほど、強力なものはありません。
そのビジュアルを、さらに強化してくれるのが、「写真の点数が多い」こと。
どうですか?あなたの物件の部屋は、写真点数が多いですか?
何枚以上だと、多い・少ないではなく、近隣物件と比較しましょう。
また今流行の360度カメラで撮影された映像や、VRでの内覧などもあると、さらに高評価。
もちろん、募集広告を作ってくれた会社によっては、掲載できる写真点数に限りがある場合もあるので、ここは注意しましょう。
この時に、ぜひ写真に収めておきたいのは、入居者から人気設備の写真。
例えば、独立洗面台や温水洗浄便座、モニター付インターホン等です。
あとは、Wi-Fi無料を訴えかけるような、ルーターの写真など。
もちろん、ただ単純に写真を撮るだけではなく、ちょっと工夫しましょう。
先ほどの独立洗面台であれば、その写真の隅に「独立洗面台」と名称を入れるなど。
写真を加工しなくても、パソコンで作成されたものをプリントアウトし、それが映り込むように写真を撮るでも結構ですよ。
ワンポイントの記載でも、いいと思いますよ。
写真点数に限りがあるなら、その中で少しでも多くの情報や訴えかけたい、知って欲しいものを、目立たさせるようにすることです。
ただしこれらの作業は、管理会社だからといって、また仲介の方に、無理矢理お願いをしても、それはなかなかやってくれません。特に今の時期は。
まだ3月の上旬。
「まだまだチャンスはありますから」と言って待ってるんではなくて、こちらで準備をして、チャンスを掴みにいきましょう!
あなたなら、募集広告どうされますか?
―岸下 大輔