遠隔地は不安?

@オフィスにて

 

 

あなたは、遠隔地の物件に対して、どんなイメージがありますか?

 

例えば、ここ京都にいながら、東京都内23区内の物件。

また、大阪、名古屋、福岡。もしくは北海道など。

 

距離によっても、思い描くイメージは全く、違うかも知れませんね。

 

先程の例でいうと、東京23区や大阪、名古屋、福岡であれば、新幹線で行くことができるエリアですが、北海道だとさすがに飛行機に乗らないと。

 

これも、新幹線や飛行機が、日常的に交通手段として使う方でないなら、凄く遠く感じるかも。

 

でも、こういった地域の物件で、自分が思い描くような良い物件があったら、どうしますか?

 

「こんな物件欲しいなぁ」と思っても、やはり躊躇するんじゃないでしょうか?

 

おそらくそれは、物件を購入した後のことを考えて、やっていけるのかどうか、不安になるからですよね。

 

 

この京都市内にある物件なら、すぐにでも見に行けるけど。

遠隔地だと、そういう訳にもいかないですから。

 

とは、誰しもが思うことだと思うんです。

 

 

先日、京都に物件をご所有で、お住まいが東京というオーナーと、様々物件の打合せをしました。

 

このような、遠隔地オーナーのお客様は何名かいらっしゃるのですが、正直申し上げて、お付き合いが長く続いた事はあまり多くありません。

 

そのお付き合いが切れるのは、工事会社をウチでは無い会社にした方もいますが、転売し既に所有権が変わっていることも少なくありません。

 

 

そんな話を、管理会社の担当者の方と話をしていると、「もしかしたら?」という傾向がちょっと見えてきたので、シェアしますね。

 

もちろん、オーナー独自のいろんな基準があって、それに「見合う」「見合わない」もあるでしょうし、どれが正解というわけではありません。

 

そこが、この賃貸業界の面白いところでもありますが。

 

チームを作り上げていくのが得意な人、資産状況として業者が飛びつきたくなる人、交渉力が上手でWIN-WINに持っていくのが得意な人。

 

こういった才能というか、飛び抜けた所以外の部分でいうと、これは1つ言えると思います。

 

 

それは、我々も「遠隔地」と構えてしまいますが、そこに距離を感じる人であれば、やはりあまり長続きがしないのではないでしょうか?

 

 

どういうことかといえば、物件をうまく運用している方は、様々なことにおいてやはりマメですし、よく動く。

 

その長くお付き合いしてる方もそうですが、所有物件に関することは、事細かに掌握されており、連絡もマメ。

必要に応じて、どんどん現地も来る。

 

 

でもこれって、京都市内に物件を持ってるからマメにできて、遠隔地だからできない。

ではないような気がするんです。

 

同じ京都市内でも、全く物件を見に行かないオーナー。

全く動かず、上がってくる請求書にだけケチをつけるオーナー。

「連絡をしてくるのは、向こうだ」と言わんばかりに、管理会社からの連絡を待ち続けるオーナー。

 

やはりそうだと、なかなか思うようには、運用は難しいんじゃないでしょうか。

 

こういった距離を感じずに、しかもその道中も楽しみながらやれる人が、うまくやっていけるんだと思います。

 

 

実際に、遠隔地で物件を買うときは、その現地が「好き」でないと、なかなか本腰を入れてってのは、難しいと思いますしね。

 

 

私の知り合いに、遊ぶ口実のためになんて方も…。(羨ましい…)

 

 

あなたは遠隔地物件に対して、どう思いますか?

 

 

―岸下 大輔