募集広告って、どうしてます?
@名古屋駅のスタバにて
昨日お送りした記事を読み、すぐに連絡をいただいたオーナーがいました。
そのオーナーは、学生向けマンションとファミリー物件を持っていらっしゃるオーナー。
ファミリー物件については、入居に焦ってはないけど、学生向けマンションについては、今年は退去者が多い年。
学生向けマンションの特徴の一つに、例えば今年の退去が多ければ、来年は少なくなる。
再来年は、また退去が多くなる。という傾向性にあります。
そんなパターンの繰り返しなんですよね。
で、退去が多い分、なんとか新入生を捕まえておきたいが、振り回された状態で、なかなかご苦労も多い。
その上で、「確かに」と思ったのが、昨日の記事だというのです。
(昨日の記事はこちらから → https://manshitsu-kyoto.com/information/d1130/ )
こちらとしても、少しでもお役に立ったのかな?と嬉しくなる瞬間です。
その、何に「確かに」と思ったのか?といえば。
それは募集広告。
シェアするという意味で、今日はそれに触れたいと思います。
ちなみに、大半のオーナーは、この募集広告に何の疑問も持っていません。
そこに目をつけたあなたは、それだけでも、他のオーナーより一歩前に進んでいますよ。
この募集広告。
ネットにしても、通常の紙ベースのどちらでも結構です。
まず、あなた自身の物件について、募集広告をご覧になったことはありますか?
管理会社さんが、同じなのであれば、最初の募集広告と最新の募集広告を見比べてみて下さい。
もし仲介の方に、独自で作ってもらってるんであれば、それでも結構です。
そして、近隣のライバルかな?と思う物件の募集広告も集めましょう。
そしてそれを、見比べます。
…
どうですか?
あなたの募集広告は、魅力に感じますか??
不動産好きのあなたとしては、あるいは、我が子のように可愛い物件については、ひいき目に見てしまうでしょう。
それでも厳しい目で見てください。
もしそれに自信がなければ、あなたのパートナー以外の方に、第三者目線で見てもらってください。
普通の募集広告に見えますか?
それとも、何かアピールしようと思ってる募集広告に見えますか??
今は、ネットで物件検索する人が多くなってきてますから、絶対に写真映えも大事です。
ただ、その物件の情報を、アピールするということも、もちろん大事です。
あなたの物件の1番の営業マンは、あなた自身なんです。
「管理会社を、叱り飛ばしたから、入れるだろ」
そんなことでは、最後は誰も協力してくれなくなります。
あくまで、営業の手綱を握るのはこちら。
そしてそれを表してる、ツールの一つが募集広告です。
仲介の方、管理会社の方にも、使ってもらいやすいツールで、部屋探しをしている方に訴えてもらう。
あなたの物件に住めば、どんな生活が手に入るのか?
それを、五感に訴えかけるような広告にしましょう。
そう、相手がイメージできるように。
このイメージを抱かせる、描かせることがポイントです。
ですから、
「クロス張替え済み」
なんてよりも
「お友達が来たとき、部屋が臭いって思われたくないですよね?だから消臭機能付きの壁紙にしておきましたよ」
など。
でも、ウソはダメですよ。
あとここは基本的に、人に任せちゃダメなところなんですよね。
だって、あなた程、あなたの物件に対して、愛情持ってる人はいないですから。
また、実際に利を得るのはあなたですが、管理会社としては、非常に手間が掛かって売り上げにならないところ。
もし、このような募集広告を管理会社に作らせるなら、その分の手数料は払いましょうね。
―岸下 大輔