また古巣が…
@オフィスにて
何人かのオーナーから、「前におったところやろぉ?」と、この話を振られました…。
そうなんです。
私の職歴で、大学生の新卒で入社した会社が、レオ○○ス21という会社です。
この会社では、本当にいろんなことを、勉強さしてもらいました。
と、今ではそう思っていますが、当時は、そんなこと思っていたかなぁ…。
当時はブラック企業という言葉が無かったのですが、今思えば、スーパーハードにブラックでしたよ。
でも、自らやっている部分もあったし、今でも、そういうもんやろうって思ってますけど。
その話しはさておき、今回は前回に引き続き、施工不良というか。
ニュースの内容は、共同通信から抜粋しますね。
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「レオパレス新たに施工不良 最大1324棟、壁や天井」
賃貸アパート大手のレオパレス21は7日、新たに最大1324棟の物件で壁や天井などに施工不良が見つかったと発表した。
1996~2001年に着工した物件で、壁が遮音性の基準値を満たしていない可能性があるなど、建築基準法に違反している疑いがある。昨年5月に公表した施工不良が拡大し、同社物件の信頼性が揺るぎそうだ。
同社は物件の補修工事費用を特別損失として計上するため、19年3月期の連結純損失が380億~400億円に大幅に拡大する見通しだと発表した。従来は50億~70億円の純損失を見込んでいた。
また施工不良が見つかった物件のうち、少なくとも天井に問題がある641棟の入居者7782人に引っ越しを要請すると明らかにした。費用は同社が負担する。
2001年だと、この期間は私が在籍した期間と、若干だけ被っています。
なんだかなぁ…という感じです。
ちなみにこの頃の私は、全くのダメダメ営業マンでした。
当時、レオ○○ス21のリフォームの営業部隊が組織されていました。
既存のアパートを、外見や中身をレオ○○ス21仕様のアパートに改修工事をすると、レオ○○ス21がサブリースで借上げるというスキーム。
でも、そのリフォーム工事の受注も、あとに異動した、アパートの新築請負部門でも、全然売れませんでした。
周りからは、要するに、お荷物営業マン扱い。
かなりの悲壮感を漂わせながら、ホントに売れなかったんですよ。
おかげで転勤も多かったですし(汗
でも、あることをきっかけに、一気に売れるようになりました。
で、気がつけば、9ヶ月以上連続で、北関東エリアナンバーワン営業マンに成長。
毎月のように、何千万、何億という物件が売れていく。
その前に、「なんで関東やねん」という話しはさておき。
また、急に売れ始めたあることって、なんやねんていうのもさておき。
レオ○○ス21の物件は、「壁が薄くて、隣の声がよく聞こえる」というのは、有名な話しですけどね。
それは大学生の時、一人暮らしをしてる友人も、しょっちゅう、そんなことを漏らしてたなぁ。
施工に関しては、そういう具体的なレベルのものから、都市伝説レベルの話まで、確かにありましたけど、実際に施工不良とは…。
いずれにしても、やっぱり、「やることを、ちゃんとやらないとダメだな」と、つくづく思います。
誠実にやらなきゃ、ダメですよ。
でも、誠実にやろうとすればするほど、費用面では、雪だるま式に膨れ上がっていく。
商売や事業なので、継続していかないと意味が無い。
悩みどころです。
この利益についても、会社を継続させるためには、誠実に向き合わないと。
勉強するにも、情報収集するにも、お金も時間も掛かりますから。
でも、特に昨今の建築業界は、ほんとに膨れ上がり方がひどい。
でも、あまり手抜きもしたくない。
この辺りを補正するためにも、新規事業も考えていかないとダメかも…と日々模索してます。
あたながもし、今のビジネス以外に事業をするなら、何にしますか?
―岸下 大輔