吉野家が赤字に転落

@オフィスにて

 

 

吉野家をよく利用する、岸下です。

 

吉野家は、「うまい、早い、安い」の代名詞のような飲食店です。

牛丼チェーン店は、どこも同じではありません。

 

味付けもチェーン店ごとに多少違い、牛丼を基本に置いてるチェーン店、味噌汁付きでお得感を演出してるチェーン店、種類が豊富なチェーン店、うどんなどを売りにしているチェーン店など、人によって好きなところがあるはず。

 

 

さて、その業界の中で一角を担う大手牛丼チェーン店の吉野家が、赤字に転落という記事がありました。

 

その記事のリンクは、こちらです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000188-kyodonews-bus_all

 

この記事によると、2018年3~11月期連結決算は15億円の赤字。

去年の同期が15億円の黒字。その差は、実に30億円の幅。

 

材料や人件費の高騰が主な原因で、台風や震災等で営業時間の短縮も、痛手になったといいます。

 

確かに、人件費はアルバイトやパートも、時給1,000円に迫る勢い。

この手の飲食店なら、すでに1,000円を超えているところもあります。

 

それで、15億円の赤字…

でも、これは吉野家の一人負けではないでしょうし、他で同じようなビジネスモデルの会社は、同じようなことが予想できると思います。

 

 

街の中を見渡せば、全体的な景気高揚感、社内留保の貯蓄、増税前の駆け込み需要、築年数からみても建物そのものの寿命などを鑑みて、活況の建築業界・不動産業界です。

ですが、もちろん、その材料や人件費等の高騰の煽りを受けています。

 

震災特需という方もいますが、現場がバタついているのはバタついていますが、職人の確保を優先に動くから、材料が追いつかなかったり、段取り不備があったり…。

 

結局、1人分の費用しかみてないところに、2人で作業して人件費が倍になることも決して多くないです。

それでも、人材不足があるので、人の確保を優先しています。

 

 

実は、年末年始のご挨拶で、双方とも触れ、お伝えした通り、今、職人チームの数を増やしたり、スタッフ増員を目指しています。

 

そのリクルート活動にも、再度、力を入れ始めています。

吉野家ではないですが、人件費のこともあるので、早速苦労していますが。

 

 

先ほどの吉野家のような記事を見かけると、マイナスのこととしてだけではなく、考えさせられます。

 

それは、「単に儲かる会社」とかではなく、「永く続く会社」に成長させなければならない、ということ!と言うのはカンタンですが(汗

 

それでこそ、本当の意味で、あなたと末長くお付き合いができ、お役に立てる。

例えば、御子息・御息女の世代にバトンタッチされた際も、引き続き、お付き合い頂けるなど。

 

もちろん、そこには、業界に精通した情報力・発信力、提案力、コスト面、施工面、その他を含めた、総合した価値を提供できるよう磨いていきたいと思います。

 

 

材料や人件費の高騰は、今やどの業界でも同じことが言えます。

 

実は、人材の確保以外に大変なのが、育成なんですけどね…。

育つ前に、違う方向に行きがちやし…。

 

 

あなたのやっている賃貸ビジネスは、長期的な視点でも安定した事業性を持つ、素晴らしビジネスです。

ブラッシュアップの方法を間違えなければ、より安定した事業に成長していきます。

 

その事業主である、あなたから、より必要とされる会社に成長させていきますね。

 

 

次回は、賃貸ビジネスに因んだ内容をお送りしますね。

では、また次回。

 

 

―岸下 大輔