即入居の鉄板間取りは何?
@オフィスにて
年末にかけて、かなり冷え込んできましたね。
年内は、このまま冷え込みが続きそうなので、お体には気をつけてください。
「せっかくのお正月が〜」なんてことにならないように、お互いに気をつけましょう。
さて、このように過ぎていく日々の中で、トレンドがどんどん変わったりしてきますよね。
賃貸経営をする上で、やはり時の流れに沿ったトレンドをつかんだ、様々な施策が必要かと思います。
「流行りばかり追いかけても…」と言いたくなる気持ちも分かりますが、基本を押さえた上で、やはりトレンドを押さえていくことは重要です。
これは何も、今に限った話ではありません。
昔はこのパターンで、反応があったのに、入居が決まったのに!、とあの頃の話をしても、違う物件にどんどん入居者を取られていく一方。
特に今は、景気の高揚感があります。
実際、このままいけば、「戦後最長の景気拡大」と言われるでしょう。
その景気感は入居希望者も持っており、住むところに対しても、少し高価格帯の住まいを探す傾向になってきています。
安ければ良い、だけの選択では無くなってきています。
そういった方々が、部屋探しをする際、家賃以外に大きく左右する条件は何でしょうか?
それは、立地条件と間取りです。
立地条件は、実際には変えがたいもの。
いきなり近くに、駅ができるとか、大型商業施設ができるなど、そんなことありません。
地域によっては、ある程度、固定されてしまっているもの。
ただし、もう一方の間取りはどうでしょうか?
こちらの物件によっては、変更することが可能です。
個人的には、オススメする鉄板間取りは、1LDKだと思ってました。
実際に、それをオススメしてきましたし、1LDKへの間取り変更の工事提案を行い、即入居になったことも多々あります。
「ん?!思ってました?」と気づいたあなたは、さすがですね。
なぜ、1LDKなのか?
1LDKは、
- 少し高めの家賃が出せる一人暮らしの方
- カップル・新婚さん
- お子様がいない、もしくは1人のお子様がいるご夫婦
- ある程度年齢を重ねて、子育てが終わってきた方が、住まいをダウンサイジングする際など
の方々がターゲットとして狙える、実は適用範囲が広い間取りなのです。
適用範囲が広いという事は、ある程度、空室対策にも応用が効くはず。
そう思ってきました。
でも最近は、そうでは無いケースが増えてるみたいです。
それはどんな間取りかというと、実は2DKなんです。
2LDKだと少し家賃が上がってしまうので、特に②③はその分を貯蓄に回したいと考えることが多い。
次の選択肢としては、1LDKと2DK。
実は、この2つの間取りは家賃相場が近く、以前は若い年齢層が1LDK、少し上の方が2DKを選択されていました。
今、2DKのメリットとして捉えられているのは、このあたりは時代のトレンドとも重なりますが、共働きで帰宅時間や就寝時間が合わないという場合は、寝室は別にしたいという要望が多いというのです。
という要望が多くなると、1LDKより2DKの方が重宝されるのは明確。
まぁ、時には1人になりたい時もありますからね。
同じくトレンドでいくと、シェアハウスに使うことも可能です。
時代の流れもあるので、鉄板という固定観念より、トレンドを読み、柔軟にしていくことが求められるでしょう。
あなたなら今の物件から、どんな間取りに変更しますか?
ちなみに、1K、1ルームでも工夫次第で、そういったトレンドを掴めますよ。
―岸下 大輔