プレゼントは、こちらから
@待ち時間の車中にて
突然ですが、あなたはプレゼントもらうと嬉しいですか?
岸下は、嬉しいです。
というか、ほとんどの人が、素直に嬉しいと思うんじゃないでしょうか?
私も時折、人にプレゼントをします。
本当は、できればもっともっと、いろんな人にプレゼントしていきたいと思ってます。
それが、物の場合もありますし、違う場合もあります。
そういう意味では、このメルマガやこの記事は、あなたへのプレゼントとしてお届けしてます。
で、誰でももらって嬉しいこういうプレゼント。
今日は、そんな話です。
あなたは、どんな時にプレゼント渡したいと思いますか?
- 何かのお礼の時
- お近づきの気持ちを示したい時
- よく思ってもらいたい時
- 謝礼の時
- お詫びの時
タイミングは、様々あるとして。
でも先ほどもいった通り、プレゼントってもらって、嫌な思いはしないもんですよね?
実はこのプレゼントに、ちょっとした魔法があります。
「返報性の法則」ってご存知ですか?
人は、相手からプレゼントされると、何かお返しをしなければいけないという気持ちが働く生き物。
あなたから、プレゼントしたものがあったとします。
それに対して、そのお返しのものが返ってくる。
そのお返しのお返しは?
そんなスパイラルになりそうになったことないですか?
次は、何返そう?みたいな。
あとは身近なケースでいえば試食。
試食すると、確かに美味しいから、というものありますが、買わないといけないような気がしてくる。
そうこれが、返報性の法則です。
こういった心理的な動きを利用して、人の心を思うように掴むように出来るかもしれません。
そんな心理的なことを、空室を埋めたケースがあります。
それは、「内見者にプレゼントを配ること」です。
先程の通り、人は何かをもらうと、そのお返しを、何かの形でしなければいけないと思う生き物です。
確かにこれは、性善説に基づいているから、それ以外の人もいるし、万人には通じないという人もいるでしょう。
確かに、そうかもしれません。
先ほどの試食の話。
試食をした全員が買うかといえば、そうではないし。
ただ大事な事は、これをすることによって、反応してくれる確率が少しは、上がるかもしれないという事。
この確率を上げるということが、非常に大事なんですよ。
少し上がるという事は、賃貸経営をしている全期間で有効になれば、全体として大きな成約率アップ、空室期間の損失回避に繋がる。
我々の賃貸経営は、全国に売り出せるようなものではありません。
だから、少しの可能性を積み上げて、100%に近づける必要があります。
その確率を上げるために、こういった返報性の法則を利用して、先にプレゼントしてしまう。
そのあとで入居してもらう。
そんな戦略を組んではいかがでしょうか?
しかし、相手が全然興味の湧かないものをプレゼントしても、相手に響かないかも知れません。
そのあたりは、ちゃんと検討する必要はありますよ。
―岸下 大輔