増えてます、情報が
@自宅にて
最近、耳にしたり目にしたりする情報で、増えたなぁと思うのが、物件情報なんですよね。
物件情報といっても、どんな物件情報かといえば、収益物件を買いませんか?の方です。
一時、全然といっていいほど、情報が入ってこなかったのです。
でも、最近は結構な頻度で、入ってくるようになりました。
ただ…、その情報を見てると、やっぱり高い気が…。
だから、市場の動きを静観って、手もありますげど。
軒並み、利回りも低いまま。
もちろん、建物価格が高いから、利回りも悪くなるんですけど。
まぁ、この利回り。
低い低いっていっても、どこに基準を置くかによって、考え方は変わりますけど。
あまりにも利回りが低いと、融資金利が上がったときに、収益が吹っ飛んでしまいます。
かといって、田舎地方にある高利回り物件は、見ていると怪しいのが多い。
もちろん、現地に行ってみないと、本当に物件内容がいいかはどうかは、全く分かりませんけど。
良い物件との出会いは「千に三つくらいしか良い物件に出会えない」っていったりしますから。
その増えてきている売却情報。
売却される方の理由を聞くと、ほとんどが資産整理の一環。
確かに今は、不動産価格が上がっているので、場合によってはキャピタルゲインが狙えますもん。
ただし、その情報についてくる、融資条件がやっぱり厳しい(汗
必要条件で年収もそうですが、最近の流れで、自己資金を結構入れていかないと、やはり購入は難しいかと。
そういう物件が、今後も増えていくんでしょうね。
こうなってくると、物件規模を拡大したくても、なかなか出来ないのが実情。
逆に言うと、資金力がある、銀行から資金を引っ張れる人は、ライバルがいないので、ある程度交渉もできます。
これが、買い手がたくさんになると、もちろん交渉ができないどころか、もっとスピードも求められます。
焦って判断ミスをしたり、足元を見られたり…。
そういう意味では、規模拡大を考えているのであれば、普段から銀行さんとの付き合い方も、うまくやっておかないといけませんよね。
あっ、結構あるのが、「こっちは、うまくやっている」と片思いのパターン。
銀行にいけば、「社長、いつもお世話になってます」なんて言葉を鵜呑みにしてはダメですよ。
他の人にも同じようになってますし、あなた以外にもたくさんの顧客がいるはず。
ご注意を。
最低でも2ヶ月に1回、多い時は毎月のように、銀行の担当マンと顔を合わすオーナーがいます。
物件の規模拡大を考えるなら、この辺の根回しがとても重要です。
長い先を見たとき、AIの進出が多分に含まれる金融業界。
なので、こういうことも、少なくなるかもしれません。
ただ、今の時点では融資を引っ張りやすくするために有効な手段の1つ。
特に今は金利が低い。
とはいえ、物件価格は高止まり。
そんなうまく、両得ってのは難しい…
でも、その市場の中で、いい物件があれば、買いですよ。
物件のパイが増えてきてますから、その可能性も十分あります。
もしあなたが物件を拡大するお考えなら、そのお買い得チャンスに対応できる準備は大丈夫ですか?
―岸下 大輔