トヨタ定額乗り放題
@自宅にて
トヨタが、定額の月額利用料を払えば、いろんな車に乗り継ぎができる、乗り放題ということで、2019年初頭を目処に、実施するってニュースがありましたね。
10代20代のときのような情熱はありませんが、車好きの私としても、結構興味ある話です。
同じようやサービスは、すでにポルシェやBMW、ベンツが海外で展開してるようです。
名だたるメーカーが取り組んでいるので、トヨタはその市場を作り出すために、打って出るようです。
ただ一方で、所有欲が満たされないから、このサービスはどうなのか?という議論もあるみたいです。
ビジネスの上で、確かに所有欲って大事ですもんね。
その費用負担を、生活のコストと考え、所有することに抵抗がある方や世代。
コンセプト通り、いろんな車に乗りたい方。
レンタルという言葉が一般化している世代などには、いいかもしれませんね。
若者のクルマ離れは、言われ出してから久しいですが、カーシェアリングなどは、若者以外にもたくさん利用されているようです。
クルマが売れない時代。
クルマだけじゃないですけど。
でも、売れるものは、売れています。
クルマ産業は、裾野が広い産業。
日本のGDPにも大きな影響を与えます。
その時代の中で、クルマを売っていく方法の一つが、今回の定額乗り放題ということです。
こういうビジネスモデルを、サブスクリプション(継続型課金システム)といいます。
この継続型というのがポイント。
ゴン!と大きな売上にはありませんが、一定の売上が入ってくることになります。
この一定の安定した売上が、このモデルの妙味。
購入者からみれば、一定額を支払うので、ローンなどと変わらないように思いますが、ローンはある程度、長期保有が視野にあります。
今回のモデルは、一定期間でクルマそのものも、新しいものに変えていくでしょう。
メーカーとしても、安定した売上で開発を行え、しかも、台数製造できる。
長期保有されると、メーカーとしてはクルマが売れなくなりますから。
このサブスクリプション、ある事業にも類似点が多いと思いませんか?
そう、あなたの収益物件が、まさにそれです。
購入し、その一ヶ月間で投資額を全額回収はできないでしょう。
しかし、一定の売上(家賃)が入ってくるようになります。
先ほど言いましたよね?このモデルの妙味。
そう、安定なんです。
その安定で、ビジネスの基盤を構築したり、サービスの充実・拡充が行えたりします。
また、ビジネスモデルの販売方法によっては、買い手の人数を増やすことができます。
例えば、区分の1Rマンションを大学生が購入することは、結構無理があると思います。
まして、親ではなく本人であれば、なおのこと。
しかし、その区分の1Rマンションが購入できない方、もしくは購入はしたくないけど住みたい方に、営業することができる。
この別アプローチを用いることもで、売上に大きく貢献していきます。
集客の手伝いや、売上のアップの手伝いをしてる会社については、この辺も一緒に考えたり、構築したりしています。
ビジネスとして、ぜひ取り入れたいモデルの一つです。
あなたは、本業の方で、どうやってこのモデルを取り入れますか?
―岸下 大輔