時計が…
@事務所より
あなたは、時計が好きですか?
私は、少し前から愛用している時計があります。
時計は、ステータスの一つですよね。
同じ時計でも、1,000円のものから、数千万、数十億といった、特殊とも言えるようなものまであります。
ここまでくれば、本当に芸術品って感じです。
岸下の使っている時計は、そういう高級時計ではありません。
高級時計も好きですが、まだその世界にはハマってません(汗
今、愛用している時計は、こちらです。
色と、本体が軽く着け心地が良いのが気に入って、こちらを使っています。
あと、職人からお客様まで、どの方に会うときにも、気を使わない程度のもの。
でも、この時計、よく見ると…
ん!?
長針と短針の針以外に、3本の針が付いている時計です。
このうち、長針と短針以外で、真ん中の上にある針と、真ん中の下にある針が、微妙にズレてるやん。
ストップウォッチ機能を使い、何度か動かしてみるも…
やっぱり最後は、両方の針が、あっち向きます。
え〜、故障?時計はどーもないのに。
持っていく時間ないよ。
ちょっと、邪魔くさい…
日本製やのに…
もう面倒くさいから、マイナスの発想しかでてきません。
でも、しぶしぶ?適当に用事をつくって、買ったお店に行ってきました。
店員さんに、この針がズレることを説明し、保証書を提出します。
すると、店員さんが、何やら時計を触っています。
特に、怪しい、変な使い方はしてないんだけどなぁ…と思いながら、でも店員さんは、触り続けています。
あの…修理に出して欲しいんですけど…
やることやって、違うことに移りたいんですけど…
で、何してるん?…
思っていると、
「直りましたよ」と衝撃の一言。
へ!?
「マジで、ありがとう。」
「どういたしまして」と店員さん。
(ホンマに直ってるやん)
結構、簡単に直せるんですね。
「はい、一応、説明書に書いてありますけど」
えぇー、説明書って!…
うわぁ、何かめっちゃ恥ずかしい…
やってもうた…
自分で少し触ってみて、これは故障と決めつけ諦め、誰かに頼む。
すると、実はすでに解決法が、手元にあって…
知っていれば、もっと早く解決したのに…
こんなことって、ありませんか?
自分が専門としている分野は、細かなことに気が付いたり、直感が働いたりするのに、普段あまり知らない分野なら、解決の方法や糸口がすぐ目の前にあるのに、気付かないこと。
先ほどの時計の話のようなことは、私も結構やります。
そう思うと、自分の疑問を解決してくれる人。
師匠、コンサルタント、メンター、アドバイザー、コーチなど、呼び名は様々あると思いますが、そういった方の必要性というか、重要性がわかります。
あなたのように、様々なスキルの高い人であっても、頭の回転が早くとも、最短で結果を出して行こうと思えば、先ほどのような自身を導いていく人が必要です。
経営者という立場、事業部長などの立場であれば、孤独なもの。
だから、偏った判断をしがちです。その偏りも正してくれます。
確かに、時間をかければ、最終は壁を乗り越えかも知れません。
しかし、何よりも大切な時間が掛かります。
もし、乗り越えられない場合は、それこそ、先に進めない状態をずっと続けることになります。
仮に、導く人の言う通りやってみて、うまくいかなかったとしましょう。
でもそれは失敗ではなく、「その方法だとうまくいかない」という、テスト結果に過ぎません。
それが分かれば、次は同じ失敗を繰り返さないよう、違う方法を試すことができますし、選択肢を絞り込めます。
それだけでも、先に進む道が、見えてくるのではないでしょうか?
ー岸下 大輔
PS
今、練っている企画や事業があります。
でも、どれだけ形になるのやら…という段階です。
例えば、さきほどの「導く人」としての企画や事業など。
決まれば、こちらでも発信しますね。