@事務所にて

 

 

 

一昨日、昨日の続きです。

あなたの物件の部屋の中で、入居者が亡くなった場合の話です。

 

ちょっと長くなってきてるので、この内容はこれで最終回としますね。

 

 

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自殺等で亡くなった場合、その事案に対する告知義務が発生します。

この告知義務を行う期間ですが、物件によって様々です。

 

民事で言われてるようなことであれば、概ね3年といったとこでしょうか。

 

では、病死や自然死の場合はどうでしょうか?

実は、この場合は告知の義務は特にありません。

 

人は必ず死が訪れます。

ましてや病気とかだと、あらかた予想が立っていた事象なので、その辺については実は告知義務は発生しません。

 

ここは、焦らず、冷静さが必要です。

焦って、大ごとにしてしまい、パトカーや救急車、大きな声で業者との打合せなど廊下でして、他の入居者や近隣の方まで知ってしまうのような状態になってしまっては、言わなくていいことまで、自らバラしてしまうようなもの。

 

この場合は、騒ぎ立てにないようにしましょう。

 

だって次の方は、告知されずに入ってきたりするわけですよ。

そこに、お隣さんから「実は部屋で人が亡くなったんだ」なんて話を聞いたとき、その人が冷静に判断し、大丈夫!ってなると思いますか?

 

あなたが同じ立場なら管理会社やオーナーに対して、楯突いたり、様々請求するようなことを起こしませんか?

 

かといって、「トラブルの元だから」と、その辺の告知をして収益を下げるような事を、自らされますか?

まぁ、この辺はご自身のご判断ということで。

 

ですので、もし仮に亡くなっても、静かに対処することが大事なんですよ

 

 

遺族や保証人さんがいて、その方と連絡がついた場合、基本的には、亡くなった方の遺品や財産は、その方が全て相続されることになります。

 

ほとんどのケースとしては、この相続された財産の中から、遺品整理やお部屋の掃除、修繕工事の費用に充てられることが多いみたいです。

 

 

ここまで、長く書き綴ってきましたが、これらの内容は、あくまで原則であったり、実際に現場で耳にした話だったりするもの。

 

ちゃんとした戦略のもと、遺族の方と交渉したい場合は、弁護士の方に相談されることをお勧めします。

 

また、ご遺族の方には、具体的に今後の進め方をご説明する方がよいです。

相手側の方が動揺して、亡くなったことで、頭がいっぱいのはず。

頭がいっぱいのときは、何をすればいいのか、わからない状態になっています。

具体的に話をすれば、お互いの動きはスムーズになります。

 

ただし、高圧的な態度で攻めるのだけはやめたほうがいいですよ。

昨今はインターネットが情報を様々出してますので、法外な高額の請求などは、足元見られ話が進まないところか、逆にこちらが痛い目を見る可能性もあります。

 

た〜まに、いらっしゃるんですけど、こういう有事の際に、ちょっと儲けてやろう!と思ったら、足元をすくわれますよ。

 

そもそも相手の立場になれば、遺族がなくなって悲しみのどん底にあるところに、物件のオーナーが目くじらを立てて多額のお金を請求してくる。

そりぁ、何か抵抗しますって。

 

後が悲惨になりますので、ご注意くださいね。

 

 

というのが、大体の流れになります。

 

原則はあれど、交渉もできます。

まずは、冷静になって、判断することですよ。

 

 

―岸下 大輔