@事務所にて

 

 

実に、4年ぶりに、あるオーナーから「物件をちょっと見に来てくれ」と連絡がありました。

 

普通、4年も経てば、別の会社にいきますよ。

それでも、ご指名をいただき、本当に嬉しい限りです。

 

 

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そのオーナーが言うには、この4年間は、今まで空いていた部屋を、掃除やパッキン交換などの簡易修繕をやりつつ、少しずつ着実に入居者数を増やしてこられました。

 

 

でも、さすがに今回は、部屋の中で人が亡くなられたこともあり、また別室で、なかなか大変だった入居者が出たこともあり、私のところに連絡をもらいました。

 

ちゃんとした工事が必要な時は、ウチに連絡しようと思っていただいたようです。

 

 

本当に、ありがたい。

 

亡くなられた方の部屋は、亡くなった方のご遺族が遺品整理をし、そして特殊清掃までを、即座に対応してくれてました。

岸下が行ったときには、跡形もなく、綺麗な状態になってました。

 

後は、やはり臭いが残っているので、また体液が飛んだであろう箇所の内装工事。

そちらに関してはよくある話です。

 

実は大変だったのが、もう一つの部屋の方。

 

「久々に会って、こんな愚痴ってばっかりやったらアカンねんけど…」と言いながら、その部屋での出来事に、不平不満・愚痴が出てくる出てくる。

 

一通り聞いた後、私が言った言葉は、

「3ヶ月目からは、手のひらを返さないとダメですよ」

でした。

 

その部屋の問題は、家賃滞納です。

3ヶ月・半年の話ではありません。

実に3年以上。

 

最初は大変そうやから…可哀想やから…ちょっと困ったなぁ。

から始まり、だんだん途中から、言うのが邪魔くさくなって…

次は日数が伸びていきます。

 

あの人は分かってくれているから!と淡い期待と、無理やろう…と絶望感が募りに募って、気がついたら、3年以上。

 

まぁ、退去のときは、揉めに揉めたみたいです。

そして最後は行政執行で、強制退去に。

 

退去までに、周りに動いてもらったから、かなり費用の出費も重なり、これがかなりのダメージに。

 

こんなことが重なり、「賃貸経営は本当に嫌やわ」と嘆いていたのです。

 

そこで、先ほど私が言った言葉が

「3ヶ月目からは手のひらを返さなければならない」

と言うことなんです

 

 

長い人生、様々なことが起こります。

入居者とて、同じこと。

 

普段、無駄遣いをしない方でも、急な出費が重なり、家賃を支払えない!

そんなことが、あるかも知れません。

 

オーナーとしては、店子さんは可愛い存在。

長く住んでいる方であれば、尚のこと。

 

お気持ちはよくわかります。

でも、こういうときに大事なのは、感情や情に流されないこと。

 

仏の顔も三度までって言いますよね。

家賃滞納も2ヶ月までは、多めに見てもいいんじゃないでしょうか?

ただ3ヶ月が過ぎると、これはダメです。

 

冷静になって考えてください。

例えば家賃が月50,000円とします。

それが3ヶ月で150,000円。

50,000円を払えなかった方が、150,000円を、いきなり払えるようになると思いますか?

 

これが1年だと600,000円ですよ。

しかも、3年だと1,800,000円。

 

本来、家賃を払う義務を背負っているのは入居者です。

でも、強制退去までさせられた人が、感謝の思いで、3年分1,800,000円を持ってくるでしょうか?

 

これは、とても考えにくい。

そんな理想、なかなかないと思いますよ。

 

そういう意味では、1,800,000円も待ってあげてはダメなんです。

相手のためにも、そして自分のためにも。

 

もしあなたが、この賃貸事業ボランティアでされているのであれば、私から言う事はありません。

家賃を払わないのが、普通でしょう。

 

でも、事業として考えた場合、ビジネス商売として…。

言い方は何でもいいです、相手が離れないうちに、その家賃を回収しておかないと。

結局最後に、相手は夜逃げをするか、もしくは家賃回収業者から支払いが終わるまで、ずっとつけられる。

そんな人生を送ることになります。

 

だからこそ、あなたは心を鬼にして、家賃滞納させてはダメなんです。

 

きっちり家賃をもらうことが、相手のためになります。

 

ですから私が言うのは、「3ヶ月目からは手のひらを返してしっかりもらうこと」が大事なんです。

 

それ以前に、家賃滞納に対する、手を打っておくのも一つでしょう。

 

今であれば、入居条件としては家賃保証会社を通すなど。

これを機会に、ぜひ、考えてください。

これも、リスク回避の一つですよ。

 

 

あなたは、家賃滞納時、どのように対応されますか?

 

 

ー岸下 大輔