@オフィスにて

 

 

どんな物件だって、やはり入居者を集めるということは、苦労しますよね。

 

新築だって、カンタンではないですよ。

たった今、竣工された新築だって、気がつけば、周りにまた新しい新築が建っている。

そして、入居者の奪い合いをすることに。

 

それ以前に、人口・世帯が減っているんですから。

そこに、どんどん新しい建物ができていけば、当然苦労もする。

 

もちろん、築年数だけではありません。

家賃と物件のバランスだったりもしますよね。

 

こちらとしては、「これくらいの家賃でないと収益が回らない」と思っていても、その家賃だと人が集まらない。

 

どこで、その分岐点と考えるか?

どこまで、空室期間を我慢するか?

 

いろいろあると思います。

 

でもこの辺のことは、設備での差別化であったり、別での費用回収の仕方を考えたりと、何とかなりそうな感じがしますよね。

 

でも、駅から遠い物件であればどうでしょうか?

 

もし仮に、あなたのもとへ、「新しい物件を買いませんか?」という2件のオファーが来たとします。

 

1件は、駅にほど近い物件ですが、建物価格は当然高い。

もう1件は、駅から遠い物件ですが、価格はこちらのほうが安い。

築年数も物件規模もほぼ同じ。

 

 

もちろん、細かな物件資料や条件をみないとカンタンに判断はできませんが、単純に、こう聞かれたらあなたならおそらく、「駅にほど近い物件」を取りませんか?

 

いや、私だってそう判断すると思いますよ。

 

 

でも、この駅から遠いということを逆手にとって、頑張るオーナーがいらっしゃるんです。

 

その方の取った対策は、「なるほど!」と思いました。

 

 

ちなみに、あなたであれば、この駅から遠い物件を、どのように問題を解決して入居者を集めてきますか?

 

家賃を下げるのは、確かに1つかもしれません。

 

でも、全体の傾向性としても駅から遠くなれば家賃が下がっていきます。

それより下げてしまっては、妙味も何もなく、嫌になってきません?

 

リスクを背負って、買うところまで行きますか?

 

 

こう言うと、問題が多くて手を出したくない、駅から程遠い物件。

 

でもこの問題を、先ほど言ったオーナーは、どう解決されたのか?

それは、入居者プレゼントにあるものを準備したんです。

 

 

そのあるものとは、自転車をプレゼントされました。

 

このポイントは、ママチャリではダメですよ。

見栄えも、ちょっとお洒落で、かつ、そこまで高くない自転車。

 

高い自転車だと、入居者が引いてしまいますので、逆効果になっちゃいます。

(あなたも、いきなり高価なプレセントをされたら、怖くなりませんか?)

 

この話しを聞いたとき、素直に、素晴らしい発想だなと思いました。

 

もちろん、それ以外のところも抜かりなく、対策はされていますよ。

これは、駅に近い遠いは関係ありませんから。

 

 

でも、知恵を出せば、不利な状況が一転する。

その見事な例ではないでしょうか。

 

 

あなたたら、今の物件のネックを、どう解決しますか?

 

 

―岸下 大輔