@オフィスにて

 

 

先日、いつも情報収集に使っている専門誌があります。

それは、全国賃貸住宅新聞といいます。

 

そこの中の記事を見て、これ京都でもどうなのかな?と思い、大手仲介会社の方と話しているときに、この話題を振ってみました。

 

そうすると、「確かに、そうかもしれないですね」なんて意見が多くて。

 

今日はその辺をシェアしますね。

 

ここで言う、部屋探しの傾向性は、何の傾向性かと言うと、

「新入生や新社会人が、部屋探しをする際、問い合わせから契約までの日数が、どれくらいかかったのか」というもの。

 

実は、1番多かったのが、問い合わせから契約までが三日間という、極めて短時間で決めているということ。

この動きは、特に新入生が顕著です。

 

新社会人になると、大学生や専門学生などの学生時代に、自分の賃貸と友人の賃貸とを比べるなど、住まいに関する知識量や希望が増えるのか、多少時間を取る傾向にあります。

 

とは言え、やはり1番多いのが、新入生と同じく、問い合わせから契約までが3日である。

10年前なら考えられなかったことが、最近は当たり前のように定着してます。

 

それはなぜというと、やはりインターネットなどで事前に情報調べてから、不動産屋に行く、という意見が大半を占め始めているからです。

 

自ら事前に情報収集をし、絞り込んで、その中から現物を見にいく。

実に、効率的になる下準備が整ってますね。

 

逆に言うと、それだけ仲介のページに載っている写真や、そこの文面は、非常に大事だということです。

 

だって入居希望者は、まずそこで判断するんですから。

 

以前からもお伝えしておりますが、リノベーションといっても、何も現状と180度違ったものにする必要ありません。

 

確かにそこまですると、カッコよくなりますけどね。

 

 

それと共通するのが、「使い勝手より、パッと見たときに、おしゃれかどうか」。

それでほぼ決まります。

それに、その写真の方が、インパクトが強い。

 

 

特に最近はGU、H&M、しまむら、UNIQLOなどに代表されるような、ファストファッションが流行しています。

 

ファストファッションとは、最新の流行を採り入れながら、低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで、世界的に大量生産・販売する、そんなファッションブランドやその業態を指します。

 

 

高くて良いものを手に入れ、それを長期で使用する、とは違う考え方です。

 

“衣”に対してそういう考えが主流であれば、衣食住なので、“住”に対しても、そのよう傾向のはずです。

 

つまり、高額な本物でなくとも、今までとは一線を画するものが欲しい。

 

そう考えると、リノベーションの必要性も、また苦手意識も少し下がるのではないでしょうか?

 

 

「お前は、工事会社やから、そんなん薦めてくるんやろ?」

と言われますが、現実の上で、いわゆるバーチャル世界の情報が、部屋決めの決定要素の大半を占めてくると、私もあなたに薦めずにはいられません。

 

たまに、「うちの物件の内見に連れて来てくれたら、絶対に決めるんやけどな!」と仰るオーナーに出会います。

しかし、「その物件に連れて行く」ハードルが上がってきているんです。

 

この部分を外して考えるのは難しい。

 

私は、仮にウチで工事しなかったとしても、縁するあなたや、縁あったオーナーが賃貸経営で失敗したり、悩んだり、打つ手が無くなったりして欲しくない。

そう思っています。

 

だから、他の賃貸物件の工事や修繕、または大型改修を手がける会社でもやらないような、日々の情報発信を行っているのです。

 

あなたは、この部屋探しの傾向性、どう活かしますか?

 

 

―岸下 大輔