@トスクホームにて

 

 

あるオーナーからのご依頼で、最近退去立ち会いを、何件かまとめてやりました。

 

その物件は、まだまだ築浅物件の1LDK。

物件が新しいというのもあり、敷金もきちっと取っている物件です。

 

家賃も相場に比べて、安いわけでもなく、駐車場や共益費含めていくと、結構な総家賃支払い額になります。

 

それは単に、近隣と比べて、と言う話ですが。

 

そこの物件での退去理由は、子供が出来たとか、二人目が出来て手狭になりそうとか、更新時期に思い切って家を購入とか。

総家賃支払い額からみて、場所を選ばなければ、分譲住宅を購入し、そのローン額の低い場合、この辺りはよくあることです。

 

実際に、立ち会った方のほとんどが、次は家を買ってそこに住むもいうのが、多かったです。

 

これから先、築年数が経過していく中で、どういう戦略を立てるかは、オーナーの腕次第と言うところですね。

 

私を買ってくれているのであれば、そのご期待に応えたいと思ってますが。

 

その退去立会いで感じたことは、やはり家賃がそこそこ高く、敷金もしっかりとってる物件に住んでる方は、賃貸事業的に入居者の質がすごくいいと言うことです。

まどろっこしく言い回し、入居者の質が良い、なんて言葉を使うと差別用語のように聞こえますが、実際に感じるところです。

 

何が違うかと言えば、まず退去立ち会いの約束した時間に、きちっと来てくれる、と言うこと。

 

はぁ?って話ですが、いざ退去立ち会いの現場に行くと、現場にいなかったり、片付けができてなかったり、ほかにも…って、そんなことが多いのも事実です。

 

また、過失箇所が多いと言うのも現実問題として、よく目にします。

 

差別的な発言になってしまいますが、やはりある程度の家賃を払える方は、相対的にしっかりした方が多い。

何も家賃が低いからダメだ、と言うことではなく、そういう方が相対的に多いと言うことです。

 

今の時代、敷金・礼金がなし、という物件が非常に多くなりました。

確かに、短期的な目線で入居を募るということで、敷金・礼金なしの戦略もありかもしれません。私もおすすめすることもあります。

敷金分を、月々の家賃に上乗せって作戦もあります。

 

でもこの立ち会いを通じて感じたことは、仮に10,000円でもいいので、敷金を取っておく。

またハウスクリーニング代を事前に告知しておくなど、「入居者の負担が、必ずあるんだ」ということを、示しておく必要があると思います。

 

原状回復ガイドラインでは、入居者の負担は軽くなりました。

と言うより、オーナーだけ目線で言えば、請求しにくくなりました。

 

ただガイドラインがあっても、入居者の負担がゼロでいいということではありません。

日常生活で発生したものは請求出来ないにせよ、過失があるところは請求出来ます。

 

原状回復ガイドラインでも、最終的には甲乙協議の上というのが記載されています。

 

かといって、そこを持ち出して話をしても取り合ってくれない。

第三者が出てきて、ややこしくなる。

言い方によっては、恫喝や強要って言われちゃいますから。

 

また金持ち喧嘩せず、から考えても、そこに目くじらを立てて、いくらお金が返ってくるのかを考えると、正直時間の無駄に思うこともあります。

であるならば、最初の時点で、多少負担があるというのを示しておくってのは必要な方法だと思います。

 

お金と言うより、あなたの大切な資産を、大切に取り扱ってくれるようにするためにも、ね。

 

あなたは、どんな方法で、入居者負担があることを示しますか?

 

ー岸下 大輔