@コメダ珈琲にて

 

 

「ゲホッ、げほっ、おえぇー」

「げほっ、ゲホッ、うぅ…」

 

バルサン、吸い込みました。

 

バルサンって、ご存知ですか?

 

あの、ゴキブリやダニなどを退治する害虫駆除剤です。

このバルサン、水を入れ、薬剤を入れると、霧状の薬剤が部屋中に充満します。

 

この霧状になっている、まさにそのとき、吸い込みました。

 

「ゲホッ、げほっ、おえぇー」

 

咳が、止まりません。

喉に引っかかりがあります。

 

どんなにうがいをしても、喉にこびりついた感じ。

全然、すっきりしない。この、喉の粘膜への密着力がすごい。

 

バルサンの臭い、嗅いだことあります?

独特の臭いがします。

この独特の臭いも、がっちり鼻の粘膜にまとわり付いています。

 

ずっと、バルサンが臭っている…

 

このバルサン。

なぜ、吸い込むことになったかと言うと、ある戸建の物件に間取りが4DKありまして、シェアハウスとして、入居者が利用されていました。

 

シェアハウスというより、集団生活というか、ある学校の寮といいますか。

ここに、外国籍の方が住んでおられました。

 

入居当時から、ご近所トラブルが多く、管理会社もオーナーも、かなりお困りの様子でした。

でも、そのトラブル内容が、あまりに偏見に満ちたことも多く、またちょっと変わった隣人さんということもあり、このオーナーも話半分に聞かれていました。

 

で、数年間お住まいだった、この戸建。

いざ、退去のときがやってきました。

 

退去の際、入居者5人以外に、知り合いとかも来て、入居関係者だけで10名。

そこに立ち会ったのは、管理会社の担当マンと業者の2名だけ。

しかも、最後の説明のときは、4.5帖にこの12名がいる…。

 

かなり異様で、怖かったようです。

まぁ、日本とはいえ、家の中の1室に、10名の外人に囲まれると、さすがに怖い。

 

この怖い話はいいとして、その部屋の中が問題でした。

 

外国籍の方が入居されると、必ず起こるのが、文化の違い。

特に食文化の違いです。

 

日本人は、やはり綺麗好き。

極端なゴミ屋敷も行ったことありますが、総数としては、かなり少ないと思います。

 

この戸建、その食文化の違いからか、臭いが強い。

 

すでに、ほとんどの家具等がなくなっているにも関わらず、結構な臭い。

 

で、そこかしこに、触角をピクピクさせている、アイツがいます。

そう、ゴキブリ。しかも、でかい!栄養たっぷりとって、順調に成長してる。

 

さすがに、工事に入る職人も嫌だろうってことから、バルサンをすることにしました。

 

このバルサンや、それ系の薬剤。火災警報器を鳴らさないような、マンション用とかもありますが、それでは効き目が弱いのかな?と思い、がっつりしたプロ用を購入。

 

最近は戸建でも、火災報知器がついていますので、順番に取り外していきました。

バルサンに付属のカバーもあるのですが、ちょっと、大丈夫かな?と疑いに気持ちもあって、本体そのものを取り外し、電池も抜きました。

 

バルサンのメーカー推奨より、少し多めに設置。上の階から順番に、水を入れセット!

下の階に逃げながら、同じように水を入れてセット!急いで、玄関まで出て、ホッとした瞬間。

 

「火事です、火事です、ピーピーピー」

はぁ、マジか…囧rz

 

この戸建の動向に敏感な隣人が、「とうとう、やりやがった!」と消防車を呼ばれたら大変。

しゃーない。意を決して、家の中に入り、ハンカチをマスク代わりに、火災報知器を探します。

 

ちゃんと、反応するもんですねぇ♫、なんて場合じゃありません。

一つ、見落としてました。

 

外に出て、咳が止まりません

「ゲホッ、げほっ」

 

今回、改めて確認したことは、「入居者を知る」ことが大事だということです。

 

今後、入居者ターゲットとして、外国籍の方も、もちろん、視野に入れるべきだと思います。

他の物件が断っているなら、なお、受け入れれば即入居に繋がりますから。

 

しかし、対策無くして、同じように考えてはいけません。

 

受け入れへんかったらいいねん!という意見もあるでしょう。

この先の入居者争奪戦では、もっと競争が激化するので、得策では無いでしょう。

 

「相手(入居者)を知る」

そして、うまく付き合う。

 

このスタンスが確立すると、仮に学生向けのマンションだったとしても、変化の大きい若者世代のことも知ることができるのではないでしょうか?

 

あなたは、「相手(入居者)を知る」ために、何をされていますか?

 

ー岸下 大輔