印刷技術がすごい

@事務所より

 

 

少しまえに、クロスの材料などを取り扱うメーカーの展示会に行ってきました。

その開催場所が大阪なんですよ。

 

新しい商品はどんなものかな?と楽しみにしつつ、また、担当してくれる営業マンの評価が少しでも上がれば、と思って。

 

<ちなみに、話は変わりますが、10月11〜12日にインテックス大阪で開催される、賃貸住宅フェアは行く予定です。>

 

 

で、そこで見てきたのが、デザインクロスです。

 

うちでも、数量で比較すると、もちろん多いのは量産タイプ。

しかも、あまり代わり映えしないものばかり。

 

とはいえ、張替えのリフォーム時には、量産タイプの厚みは、すごく役に立ちます。

実は、量産タイプのクロス自体の厚みが少し厚めで、デザイン系のクロスは薄いです。

 

下地のダメなところでは、この厚みが多少の段差などを拾って、綺麗な仕上がりになります。

でも、ここにあったのは…

 

もちろん、展示会ということで、展示にも力をいれているのでしょう。

 

そこには、なんと…

 

こんなのや

 

 

 

こんなの

 

 

こんなものまで。

 

お部屋の一面が、これくらい目がいくと、忘れられなくないですか?

「ここに住むならぁ…」と想像も膨らみ、テンションも上がります。

 

 

最近、「インスタ映え」という言葉が流行っているというより、定着してきました。

Instagramをやるやらないは別として、やはり、インパクトあるもの、彩りの綺麗なもの、おぉっ!と気をひくものは、印象に残ります。

 

こういう目をひくものは、以前からも言われていました。

アクセントクロスを、取り入れている物件も多くなりましたね。

 

しかも、印刷技術も向上がすごい。

すごくコストの高いものはありました。

でも、コストも安くなり、しかも技術が向上している。

 

昔は、のぺっとした印象のものが多かったですが、最近のものは立体的にもなってきてます。

実際に、凸凹してたりします。

 

このような、インスタ映えするような内装だと、ライバルとの比較のときにも、力を発揮します。

 

その力が強いと、例えば家賃や駅からの遠さに打ち勝つことも。

 

 

ただし、必ずしも、「アクセントクロスを取り入れなければいけないのか?」

と言えばどうでしょうか?

 

もし、あなたから「うちの物件にアクセントクロスが必要か?」と聞かれれば、必ずしも必要と言えません。

 

物件は、立地条件や家賃とは別に、イメージや個性、物件独自の売りなどがあります。

そのイメージや個性、売りに力が無くなれば、新たな力を追加するべきでしょう。

 

例えば、新築の場合、新築ということが大きな売りですよね?

 

新築というプレミアがついているときに、わざわざ、費用を掛け、アクセントクロスをいれなくてもいいでしょう。

クロス材料そのものが、量産タイプの2倍以上するものも多いですから。

 

でも、築年数も古くなってきた。

部屋の中のリフレッシュ感やオシャレ感もない。

なかなか、入居が決まりにくい。

であれば、試してみる価値はありそうです。

 

でも、ちょっと待ってください。

 

もし、効果を最大限に高めたい!と思うのなら…

少なくとも、少しでも効果を高めたいと思うのなら…

 

やはり、ある程度の市場調査や、情報収集は必要です。

 

良くも悪くも、ご自身の判断だけで考える場合は、思い込みでズレることも。

 

ご自身だけで悩まず、市場調査、ニーズの確認など、第三者の目線を使いませんか?

 

 

ー岸下 大輔