@自宅にて

 

 

少し前の記事で、「Yahoo!が賃貸業界に本格的に進出する」というのがありました。

 

「あれ、Yahoo!って賃貸の広告なかったっけ?」

という、あなたは、正解です。

 

Yahoo!不動産っていうサイトがあります。

もちろん、そこから賃貸の部屋探しも可能ですし、購入を前提とした不動産検索も出来ます。

今も稼働しています。

 

いろんな仲介不動産会社が、掲載を希望する大手ポータルサイトの1つです。

 

では今回の賃貸業界に本格参入するのは、今までの不動産物件の掲載とは、少し違います。

それについて、少し説明しますね。

 

今回の事業は、今までのように、ポータルサイトとして、機能・サポートをするだけではありません。

 

その事業は、Yahoo!とある会社とで、合弁会社となります。

その注目のある会社とは、インド最大級のホテルブランドとなった「OYO(オヨ)」です。

 

「OYO(オヨ)」って何?って感じがありますが、実は、13,000件以上の物件を運営し、世界8カ国500以上の都市に急速な勢いで展開・成長しているホテルブランド。

世界からも注目を浴びており、創業から6年で時価総額は5000億円を突破しました。

 

そこが、日本に参入するかも?という噂は、ホテル業界にはあったそうですが、実際に踏み込んできたのは、賃貸市場だった、ということなんです。

 

 

サービスのベースにあるのが、『今時やなぁ』と思います。

 

どういうことかと言えば、手元にあるスマホを使い、物件探しから入居、退去までが可能なのは想像つきそうですよね?

 

で、そのスマホで契約や支払いのインフラ整備から、退去まで全て行えちゃうんです。

 

さらに!っていうものがあります。

 

それは、敷金・礼金・仲介手数料が無料で、しかも、提供されるすべての部屋が家具・家電付き。

 

さらに、数日間の試し住みができるというではありませんか!

 

 

日本初のアパートメントサービス「OYO LIFE(オヨ ライフ)」を開始するというのですが、賃貸物件を「借りる」というより「利用」するという、新たな流れに繋がるのでは、ないでしょうか?

 

もちろん、気に入れば、長期で住むことも可能です。

ですが、短期でも渡り歩くような住まいの提案をしていくことによって、今まで「賃貸」という点に抵抗のあった人たちも、「賃貸」への需要創出にも繋がるかも知れません。

 

抵抗がというのは、敷金や礼金。各種の契約やインフラへの連絡・立会いなどが、挙げられると思います。

 

そこを、取っ払ってしまった、今回の新サービス。

 

また、更新の2年縛りの垣根を超え違った賃貸への利用方法が創出されたり、質の高い高級物件に対しても、少し敷居を下げることに繋がるかも知れません。

 

まさしく、新たな需要を掘り起こしと、新たな暮らし方への提案です。

 

 

海外のホテルブランドですから、家具・家電付きを生かし、もちろん、民泊にも対応していきます。

元々、そちらの狙いの方が大きも知れません。

 

今回のすごいところは、その双方をがっちり狙って、しかも実現しているところ。

 

すでに実績のある運営方式ですし、そのノウハウの蓄積も相当でしょう。

 

3月上旬からスタートするこのサービス。

 

すでに、昨年11月に50件の物件を獲得し、今後も2019年3月末までには、東京都内のプレミアムエリア(渋谷区、目黒区、新宿区、中央区、文京区、千代田区)を中心に、1,000件を超える物件を獲得する予定見たいですが…

 

そう、残念なことに、今時点では東京都内のみとなります。

 

「民泊もあまり気乗りしないし、普通のやり方でいいよ」

というお考えも一つなのですが、情報収集は必要ですよ。

 

それに、「普通のやり方」が「昔のやり方」になることが、どんな業界でも珍しくないことですから。

 

 

―岸下 大輔