@オフィスにて

 

 

私が大学生のとき、初めて目にしたもの。

それは、3点式UBです。

 

実家が一軒家で、トイレとお風呂はバラバラが当たり前、と思っていたので、初めて見た時は、なかなかのインパクトがありました。

 

今となって思うのは、大学生になるまで、旅行でホテルに泊まったときは、家族や友達と一緒でした。

シングルの部屋に泊まったことがなかったので、目にすることも無かったのです。

 

もちろん、ワンルームマンションで一人暮らしをしている友人もいませんでしたし。

 

今も見るたびに、古いなぁと思うものの1つに、3点式UBがあります。

浴槽、トイレ、洗面所がすべて一緒のユニットになっている3点式UB。

 

いわゆる、昔の学生向けを筆頭に、多くのワンルームマンションでは、今も当たり前のように設置されています。

 

この3点式UB。

その中でシャワーを使ったりすると、シャワーカーテンを飛び越えたお湯が、トイレ側に飛び散ります。

そしてUBの中は、いつも湿気がいっぱい。

 

無くなったとき用に置いてあるトイレットペーパーも、湿気でへにゃへにゃになったり、ときには濡れた手で触ってしまって、くちゃくちゃになったりすることも。

 

 

換気扇はついてますが、吸い込みの弱いものが多く、場合によっては換気扇と照明スイッチが連動しているタイプもあり、勿体無いからと照明を消すと換気扇も止まり、換気ができなくなってしまいます。

 

ただでさえ、吸い込みも弱いのに、どんどんカビが生え易い状態になっていきます。

 

さっきも言いましたが、この3点式UBは未だに健在です。

 

エリアや物件、賃料によっては、3点式UBをセパレートにする提案もしますが、オーナーの資金状況など状況が様々なので、全てがトイレ・洗面所をセパレートにできる訳ではありません。

 

3点式UBか、トイレ・洗面所がセパレートになってるのか、どちらが人気なのかは、一目瞭然。

ですが、やはり家賃の価格帯によって、妥協して3点式UBを選ぶ人もいます。

 

 

この3点式UBが古く汚くなってきて、入れ替える際、居室スペースをセパレートに近づけるために、シャワールームに変えるという手もありますが、非常に仲介や管理会社など不動産屋からのウケが悪い。

 

ある管理担当者は、「シャワールームに変更する位なら、今の3点式UBの方が断然マシです」と言い切ります。

 

個人的な見解かな?と思っていたのですが、同じ会社の別の管理担当者に聞いても、仲介の方に聞いても、皆口を揃えて「シャワールームですか、ちょっと…」という顔をします。

 

若い方で、毎回湯船につかる人って、だいぶ少ないと思うんですけどね。

 

一度、3点式UBをシャワールームに変えて、トイレ・洗面所を別にしたセパレートにしようとオーナーと話が盛り上がり、いざこれで行こう!となったときに、管理会社の方から、ストップが入ったこともありました。

 

やはりそれぐらい、シャワールームというのは人気がないもんなんですね(汗

 

ただ、元々の居室スペースが狭いワンルームで、3点式UBを入れてある場合、シャワールームに変えてセパレートにすると入居者ウケは良くなるみたいです。

 

ちょっとしたスペースの拡大が、大きなメリットに繋がりますし、トイレもセパレートになるからでしょう。

 

このニュアンスの違いがあるんでしょうね。

 

 

不動産屋もチームの一員。

どちらにしても、このあたりは、よくチーム内で相談して決めていきましょう。

 

 

―岸下 大輔